外務省セミナー「学生と語る」

開催報告

平成28年9月30日

 平成28年9月9日(金曜日),外務省において平成28年度第1回「外務省セミナー『学生と語る』」を開催いたしました。

全体講演:基調講演(13:35~14:35)

テーマ:国際情勢と日本外交
講師:正本謙一 総合外交政策局政策企画室長

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【参加者の感想】
日本の外交について,地理的背景や歴史といった様々な視点から学べたことが良かった。
外務省の職務や日本の外交の基礎的なことから,様々な分野のことを知ることができてよかった。
外交官という職業は自分の担当の仕事以外にも様々な国際問題に精通している必要があるのだと思った。
世界の中の日本の位置づけというものを政治,経済などの各方面から学べた。
現代世界における日本の立ち位置について,一見知っているようなことでも様々な発見があった。

全体講演:若手省員による体験談(14:35~15:25)

講師:前田雄大 大臣官房総務課課長補佐

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【参加者の感想】
私も国が大好きなので私なりのアプローチで,日本に貢献できるようになりたいと思った。
日本にとどまっていては日本の全ては見えないのだと考えさせられる内容であった。
外交に関する詳細な知識や外交の現場がわからない学生にとって,今回の体験談は学生の共感をひき,外交に対して興味や意欲を高めるものであった。
普段だと見えにくい外交官の「顔」を見ることができ,50分間という短い間で外務省を近いものとして感じることができた。
外交官として活躍されている方が何を考え外務省を選び,日々何を感じているのか聴取できた。

分科会(15:40~17:45)

 全体講演終了後,5つの会場に分かれて分科会が開催され,各分科会では外務省員によるプレゼンテーション,質疑応答,参加者とのディスカッション等活発な意見交換が行われました。

テーマ:文化交流
講師:濱口愛 大臣官房文化交流・海外広報課事務官

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テーマ:日本の開発協力政策
講師:長野俊介 国際協力局政策課課長補佐

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テーマ:日米外交
講師:齋藤雅明 北米局北米第一課事務官

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テーマ:中東外交
講師:塩田崇弘 中東アフリカ局中東第二課課長補佐

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テーマ:TICAD VIの成果と今後のアフリカ外交について
講師:柴田隆 アフリカ部アフリカ第二課課長補佐

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【参加者の感想】
「文化交流」としてどんな事業を行っているのか具体的なイメージを持つことができました。同時に,日本人として自国文化を知ることの大切さ,自国文化を発信する大変さ等も知ることができてよかった。
自分が疑問としていること以外にも,普段着眼しなかった観点から,ODAについて触れることができた。より知識をつけるために,勉強しなければならないと感じた。
日米関係や外交において大切なこと,外務省の制度について理解を深められた。また,質問の時間が長く,活発な場になったと思う。
中東情勢について細部まで教えていただき,非常に為になった。また,質疑応答でも細かくフィードバックや説明をいただけたのが貴重な経験だった。
大変わかりやすくTICADについて解説していただけたので,日本がアフリカに対してどのように働きかけを行っているかを知ることができた。
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