小中高生の外務省訪問

私立日体荏原高等学校の皆さん

平成28年3月29日
私立日体荏原高等学校の皆さん

 平成28年(2016年)3月25日(金曜日)外務省に私立日体荏原高等学校(2年生3名及び引率教員4名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1 主な行事内容

  • (1)「記者会見室」見学
     記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
  • (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
     明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
  • (3)「国際会議室」見学
     国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。
    • (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
    • (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
      質問一例:
      • 忙しいですか?
      • どのくらい休みはありますか?
      • 年収はどれくらいですか?
      • 外務省とオリンピック委員会は関係がありますか?
      • どの学部卒の職員が多いですか?また,高卒でも入れますか?

2 アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

  • (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
    • (ア)省内全般
      • 同時通訳の部屋はTVでもあまり見たことがなかったので,大変興味深かった。
    • (イ)省員の話・様子
      • イラク外交の困難さ。
      • 公務員の初任給が一般企業より低いこと。
      • 子持ちの女性は充分に育児休暇をとれること。
      • 講師の方の話から,もっと世界の流れが気になった。
      • 仕事とか色々と大変で,海外で仕事する時でも危険が多いことに驚いた。
      • 高卒でも外務省で働けるチャンスがあることにびっくりしました。
  • 感想・意見など
    • ドラマと違い,しっかりしていて,テレビで見ている以上に頑張っていることを知りました。今回は,普段と違った所を見ることができてよかったです。
    • 外国と関わっていけるのは外務省のおかげだと知ることができた。想像以上にさまざまなことと外務省は関わっているのだと知ることができた。
    • 外国と交わりをする場という意味では,印象は変わらなかったです。少し堅苦しいと思っていましたが,そうでもない場面を見られたので印象が良くなりました。貴重な体験ができて良かったです。
    • もっと堅苦しい感じだと思っていましたが,思ったよりもソフトなイメージに変わりました。いろいろご準備いただきまして,ありがとうございました。
    • 潔い,職員の方のご案内に安心しました。
    • もっと堅いお役所のイメージでしたが,このような広報活動にも力を入れていることを知りました。本日は貴重な時間をありがとうございました。とても勉強になりました。
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