小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
上尾市立東中学校の皆さん
平成28年2月9日

平成28年(2016年)2月5日(金曜日)外務省に埼玉県上尾市立東中学校(2年生6名及び引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 日本にもテロが起こる可能性はありますか?
- テロが起きる主な原因は何ですか?
- テロが起きるとどんな影響がありますか?
- 外務省で働くことのやりがいは何ですか?
- 現在は主に何を中心に活動していますか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- テレビしかみたことがない場所を実際にみたり,話の中でも知らなかったことがたくさんあったところ。
- 外務省の中にレストランなどがあったこと。
- (イ)省員の話・様子
- 国や国際問題について想像以上に考えてくれていて,政策にも積極的に取り組んでいること。
- 外務省といったらテロ関係の仕事をやっているところだと思っていたが,テロ以外にも日本の文化を外国に紹介したり,いろいろな活動をやっていること。
- 海外でのテロのすごさや世界に不満を持った人がたくさんいること。
- テロの話で,本などを翻訳しただけでも殺されてしまうことや,人を金で買っていたことなどが印象に残った。
- 日本でもテロが起こっているのは知らなかったし,テロを起こす原因や,テロが起こったことによってどんな影響があるのか,私が知っている以上に悲しいことがたくさんあったので,とてもおどろいた。
- (ア)省内全般
- 感想・意見など
- 省員お二人の説明もとても分かりやすく,新しく知る事実もたくさんあって,さらにテロについて理解を深めることができました。今後も世界のことに目を向けてみたいなと思います。
- 今日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。今日学んだことを,今後の生活に役立てられるようにしたいです。
- 外務省のことを,自分はどのようなことをしているのか少し知っていたけれど,思っていたよりもスゴくておどろいた。今日の話を聞いて,日本でのテロや他国でのテロについて知ることができました。お忙しい中話をしていただきありがとうございました。
- 今日訪問させていただいた私達の班で,テロのことについて調べてきたのですが,それ以上に新しい事を教えてもらったり,外務省で働いている人の意見を聞くことができて,とても参考になりました。なので,これからは,もっと世界の事に目をむけてたくさん勉強していきたいし,家族や友達などと話し合ったりして,知識を深めていきたいです。
- テロに対しての質問に丁寧に答えていただきました。担当の方までお呼びいただいて,心から感謝致します。テロについての学習ですが,本日の訪問で今後より深めていくことができそうです。生徒の表現力を高めていきたいと思います。(引率教員)