小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
静岡大学教育学部附属浜松小学校の皆さん
平成28年2月2日

平成28年(2016年)2月1日(月曜日)外務省に静岡大学教育学部附属浜松小学校(6年生26名及び引率教員2名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外務省に入るためにはどうしたらよいか?
- どんなときにやりがいを感じるか?
- 1人が何カ国もの国を担当することはあるのか?
- 大使館と総領事館の違いは?
- 外務省ではどのように情報収集や分析を行っているのか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 外国の人をおもてなしするところもあってスゴかった。
- ニュースなどで見かける大臣がインタビューを受ける時の台には,レフ板がついていたり,上下したりしておどろいた。
- (イ)省員の話・様子
- 宇宙室というものがあること。
- 1人が何カ国も担当することがあること。
- 外務省というのは外国に関係している感じで,私とあまりかかわりがないと思っていたけれど,色々な接点があったこと。海外での安全などを守ってくれていること。
- 5900人働いているが,半分以上が海外で働いていること。
- 室内での仕事がほとんどだと思っていたが,殉職する人もいると聞いておどろいた。
- 女性に対して優しい職場だということ。女性が妊娠したときのお休みや育児などのための配慮がスゴいと思った。
- 外務省の仕事内容とどんなに役に立っているかがよく分かった。
- (ア)省内全般
- 感想・意見など
- ぼくの将来の夢は外務省だったので,たくさん知ることができた。そして,もっと働きたいと思えた。
- 外交官により興味を持ちました。外務省のおかげで平和になると思う。
- いろいろな魅力を教えてもらった。外務省で働きたいと思った。
- 前は外務省のことが良く分からなかったけれど,外務省の方々が色々と教えて下さり,外務省にとても興味を持った。色々な仕事を知ることができました。すてきな大人になるように頑張ります!!「何事も経験!!むだじゃない!!」その言葉が,すごくはげみになりました。
- 外務省の方々のおかげで他の国と良い関係を保つことができているので,とても外務省は私たちの生活で必要なものと知ることができました。今回の見学で外務省の仕事についてくわしく知ることができました。女性にやさしい所にも深く興味を持ちました。分かりやすい説明ありがとうございました。
- すごく大事な仕事なのに“人にやさしい”職場なんて,良いシステムだなぁと思った。すごく外務省の職員になりたくなった。
- 色々な仕事をしていて,命がけの仕事もあるということが分かった。来て良かった。
- 訪問する前は何をやっているのか分からなかったけれど,説明を聞いて,私たちの生活に必要な所だというのが分かった。とても説明が分かりやすくて,とても貴重な体験をすることができて良かったです。