小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
川崎市立梶ヶ谷小学校の皆さん
平成28年1月26日

平成27年(2015年)1月22日(金曜日)外務省に川崎市立梶ヶ谷小学校(6年生17名及び引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。 - (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外務省で仕事をしている人は何人くらいいますか?
- 外務省の仕事は,交渉以外にどのようなものがありますか?
- 外国と交渉をするときに気をつけていること,大切にしていることは何ですか?
- 日本はこれから外国とどのように付き合っていくことが大切ですか?
- 外務省で仕事をしていてうれしかったこと,つらかったことは何ですか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 見学中に外務大臣に会えたこと。
- 会見室の台が上下したこと。会見台についていたレブ版で顔うつりが良くなること。各テレビ局のコードがあること。
- ローソンがあったこと。
- 同時通訳をするところがすごいと思った。
- 建物もすごかったし,一つ一つの整備がすごかった。
- (イ)省員の話・様子
- 外国との交渉では,負けたか勝ったか分からないくらいで勝ったほうがいいこと。
- ただ外国と外交しているだけでなく,日本の文化を伝えようと活動していること。
- いろいろな歴史があること。
- 外交官だけが持っているパスポート。かなりおどろいた。
- 日本人のために命をかけて外国に行ったり,交渉したりしていること。
- 外務省員の60%は外国で働いていること。
- 自分が思っていたよりも多くの仕事や大変な仕事をしていることがわかって,スゴいと思った。
- (ア)省内全般
- 感想・意見など
- おもてなしの心を大切にした日本の外交がとてもいいなと思った。
- 外務省で仕事してみるのもいいと思いました。
- 明るいふんいきであり,かたくるしくなかった。とてもユーモアがあって,国際会議室は和風でとても魅力的でした。外交のルールを学ぶことができてよかったです。将来,海外に行ったときには,今ここにいられるのは外交官の方のおかげだと思い出したいです。
- 日本の文化を外国に伝えたり,国民と政府をつなげる重要な役割をしているので,これからもがんばってほしい。
- 印象がとても良くなった。テレビでパーティピーポーみたいな感じだったけれど,命をかけて仕事をしていた。案内の人がおもしろくって,やさしかった。とてもくわしく説明してくれました。
- 今日はありがとうございました。外務省のことなどをすごくくわしく知ることができて,楽しかったです。クイズでもらえた景品は大事にしたいと思います。話してくれる人も優しくて,外務省を選んでよかったです。
- 色々な事を教えていただいたし,ネットで見たものよりすごかった!すばらしい所でした。
- いつかここで働きたいです。
- 外国との交流をするということから,真剣でかたくるしいイメージだったけど,説明してくれた方が明るくて,ヒミツとかを言ってくれたのでおもしろかった。今回,外務省に行って,知らないことをたくさん知ることができました。記者会見台に立たせていただいたことや,その写真をウェブにのせていただくなんて,とてもうれしいです。