小中高生の外務省訪問

私立昌平中学校の皆さん

平成27年12月14日
私立昌平中学校の皆さん(記者会見室)

 平成27年(2015年)12月10日(木曜日)外務省に埼玉県私立昌平中学校(2年生26名及び引率教員3名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1 主な行事内容

  • (1)「記者会見室」見学
     記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
  • (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
     明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
  • (3)「国際会議室」見学
     国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。
    • (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
    • (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
      質問一例:
      • ニュースでは日本と仲の悪い国の話題しかほとんどしないが,日本と仲の良い国はどこか?
      • どの人がどこの国に赴任するかは,どうやって決めているのか?
      • 英語は必ず話せないとダメか?
      • 外務省で働くための条件は?
      • 大臣と副大臣と政務官の違いは?

2 アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

  • (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
    • (ア)省内全般
      • 庭にものすごくきれいな日本庭園の形式があったこと。
      • 外務省のマークが「外」を丸くしたものだったこと。
      • 厳重な荷物検査など,セキュリティに厳しいこと。
      • 記者会見でよく見る台が上がったり下がったりすることに驚きました。また,各テレビ局のケーブルがあることも知りませんでした。
      • 女性のための「働く女性のための休息室」があり,育児休暇は最高3年も取れること。その他にも外務省で働く人や,その家族の方の体調管理もすごくてビックリした。
    • (イ)省員の話・様子
      • 外務省は世界との架け橋になっていること。日本と世界の平和,安全,繁栄のために働いていること。
      • テレビでは外交に批判混じりの放送があったけれど,実際にはほとんどの国と仲良く外交できていること。
      • 思った以上に色々な国と交流があったこと。
      • 常に外国にいる日本人のことや,世界の安全や平和に配慮していること。
      • 外国との貿易だけでなく,色々な仕事をやっていること。世界遺産のことなどもやっていること。
      • ひとことで外務省といっても沢山の分類に分かれていること。
      • 外務省が平和を一番に考えて仕事をしていること。日本中心ではなく,世界の中の日本という考えがスゴいと思いました。
      • 写真などを見せてくれたので,眠くならなくて分かりやすかった。
  • 感想・意見など
    • 外務省というのは外交しかしていないと思っていましたが,私達が知らないだけで色々な仕事があることが分かりました。
    • 他の外国との関わり合いを積極的にやっているんだと印象に残りました。楽しい時間でした。ありがとうございました。
    • 男性・女性両方とも働きやすい環境が整っていて,いいと思いました。
    • 数え切れないほどの数の仕事があって,すごいと思った。色々勉強になった。
    • 説明がとても分かりやすく,とても面白かった。とても分かりやすくて印象が良くなりました。今回見学させていただき,ありがとうございました。
    • 日本の「おもてなし」,中庭にあった日本庭園などの海外の方をすごくHappyな受入れ方をしていた。外務省の中の事はあまり良くわからなかったので,今日このような良い経験ができて良かったです。
    • 僕のやってみたい仕事内容もあり,とても興味を持った。とても楽しくて,また来たいと思いました。
    • 外務省を訪問してみて,とてもすばらしい事をしていて,私は感動しました。
    • すべての人が熱意を持って取り組んでいて,印象がとても良くなった。色々と楽しく説明してくれてありがとうございました。
    • 色々な事を知ることができて楽しかったです。ニュースなどで見たら,今日学んだ事を思い出そうと思います。
    • 毎年外務省を訪問することによって,生徒達が英語(外国語)の重要性を感じている様です。(引率教員)
小中高生の外務省訪問へ戻る