小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
私立昌平中学校の皆さん
平成27年12月11日

平成27年(2015年)12月8日(火曜日)外務省に埼玉県私立昌平中学校(2年生26名及び引率教員3名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 一つの大使館に割り当てられる活動資金は幾らくらいか?
- 良い大学を出ないと外務省に入れないのか?
- 官僚同士の出世競争はあるのか?
- 職員の平均年収は?
- 入省後に専門語学を割り当てられるとのことだが,元々英語や中国語ができた方が有利か?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- お腹に赤ちゃんを抱える女性にも優しい,横になれるベッドのある部屋があること。
- 記者会見が行われる部屋には,いつでも生中継ができるようにテレビ局のケーブルがあったこと。
- 庭がとてもすてきでした。
- (イ)省員の話・様子
- 外務省の5つの取り組みの内容など。
- 外務省が日本をすごく支えていたこと。
- 命をはってみんな仕事をして,そして他の国から感謝されること。
- お互いの理解を深めるための政策があること。
- 省員にスペイン語やフランス語などの専門家がいること。
- 日本より海外で働いている省員の方が多いこと。
- 東日本大震災の時にルーマニアの方々から千羽鶴やはげましの手紙がたくさん来る等,互いに支援し合っていること。
- パワーポイントを使ったりして,とても説明がわかりやすかった。
- (ア)省内全般
- 感想・意見など
- 外国のために一生懸命働いているんだと感じた。説明がとてもわかりやすかった。
- 国の平和のことをよく考え外国とお付き合いしていて,私たちは外務省の人々に助けてもらっていることがわかった。
- 女性のことを考えている職場なんだなぁと思った。知らないことをたくさん知ることができてよかったです。色々と教えてくれてありがとうございました。楽しかったです。
- 訪問前は何も知らなくて,怖い人がいるかと思っていたけれど,訪問してみて,みなさんの態度がすっごく良くて,細かいことをちゃんと説明してもらえた。日本以外の国で今なにが起きているのかということを学べました。
- 人と人をつなぐという仕事にとても良いと思った。
- 今まではガチガチと堅く重い感じだと思っていましたが,憩いの場や金色の像に花を置くなどしていると聞き,印象がとても良くなった。
- 色々な体験談や話を聞いて,興味がわいてきた。これからも日本はたくさん外国とかかわっていくだろうから,外国のことをもっと知りたい。
- 対応がとても丁寧で助かります。(引率教員)