小中高生の外務省訪問

栃木県立鹿沼高等学校の皆さん

平成27年11月2日
栃木県立鹿沼高等学校の皆さん(記者会見室)

 平成27年(2015年)10月28日(水曜日)外務省に栃木県立鹿沼高等学校(1年生29名及び引率教員2名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1 主な行事内容

  • (1)「記者会見室」見学
     記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
  • (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
     明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
  • (3)「国際会議室」見学
     国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。
    • (ア)外務省員(栃木県出身)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
    • (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
      質問一例:
      • 外交官の仕事内容
      • 外交官になるまでの過程(いつ頃?動機は?学部は?など)
      • 外交官になって感じたこと(やりがい,苦労,魅力,危険など)
      • この仕事に必要な資質,能力
      • 採用はどれくらいの数なのか,やはり狭き門なのか?

2 アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

  • (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
    • (ア)省内全般
      • 大臣専用のエレベーターがあること。
      • 記者会見室に各テレビ局のケーブルが設置してあり,会見台が上下に動くこと。
      • 枯山水の庭園。日本らしさを感じた。
      • 建物内の清掃がとてもよくなされていた。
      • とても大きい建物に感動しました。
    • (イ)省員の話・様子
      • 国の予算のうち,外交関係で使われているお金が1%にも満たないこと。
      • 外務省で働く人や,その予算が予想以上に少なかったこと。
      • 世界を中心として,色々な仕事を行っていること。
      • インドで空手の実演をしていたこと。外務省が身近な職業に感じられた。
      • 職員の約25%が女性であること。
      • 今まではインターネット上の表面の内容しか分からなかったものが,実際に働いている人の話を聞いて,やはり大切な仕事なのだと感心した。
      • 分かりやすい説明で,印象がよくなりました。楽しい話で,よく知ることができて良かったです。
  • 感想・意見など
    • これからも頑張って下さい!
    • 命をかけて外交の仕事をしてくれていると気づいた。思っていた“外交官”のイメージと違い,おどろきました。1日ありがとうございました!
    • 予算や語学などの話で,おどろくこともとても多かったです。この仕事に少し興味を持てました。
    • 外国との関係を密接に保ったりするために,外務省は日々努力してくれているのだと思った。初めての見学でとてもためになったので,世界について知ろうと思いました。
    • 外交官に興味がわいた。かっこよかった。
    • 堅苦しいイメージがありましたが,案内してくれた人も穏やかな人でした。初めて外務省に来て,かっこいいと思ったし,憧れました!!
    • 世界と関わりあうことの面白さを知ることができました。
    • 女性のことをきちんと考えていて,産休や育休も十分に取れるので,働きやすい職場だなと思いました。
    • 外務省訪問はすばらしいので,積極的に宣伝し訪問してもらい,もっともっと外務省について知ってもらうと良いと思います。
    • こういう企画があると,外務省のことを身近に感じることができていいと思いました。
    • 国の機関ということもあり,少しかたいイメージを持っていたが,とても自由でグローバルな雰囲気が感じられた。とても楽しく想い出に残る見学となりました。また,将来の夢,目標を考える上で大きな刺激になりました。
    • また来たいと思った。将来外務省に行きたいという夢が大きくなった。
    • 自分がいる場所が,国内だけではなく,海外までにも影響を与えていると思うと,なんだか興奮しました。貴重な体験をすることができて良かったです。自分の世界を広げることができました。
    • 今回の訪問で,外務省は国にとって重要な役割を果たしていることが分かりました。僕も海外で,日本のために働きたいと思います。
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