小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
広島県立賀茂高等学校の皆さん
平成27年10月20日

平成27年(2015年)10月15日(木曜日)外務省に広島県立賀茂高等学校(2年生5名及び引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (2)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- どの国との外交が多いか?
- どの国が印象に残っていますか?
- ギリシャの経営破綻をどう思うか?
- 日本が平和に暮らせるのはどうしてか?
- 将来の他国との戦争の可能性について?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 何の変哲もない扉が,国際会議場の通訳ブースにつながっていたこと。
- コンビニや食堂など様々な施設があったこと。
- 整った設備や警備によって信頼をもっと持つようになった。
- (イ)省員の話・様子
- 女性にとっても優しい職場で,高卒からここで働けること。
- 外交官の体験談。今まで知らなかった外交のことについて,詳しく知ることができた。
- ニュースには少ししか報道されないこと。
- 世界,日本のためにたくさんの国とかかわっていること。
- 個人レベルの友好関係が外交にも考えられること。
- 安保法制について,安倍総理がふだん伝えんとすることを,上手く分かりやすく直に聞けたこと。
- (ア)省内全般
- 感想・意見など
- 外務省がどのような目的で動いているのかが良く分かったので,外交にも興味がわいてきた。また,学生に特別に見せてくれる部屋だったり,記者会見する場所だったりとめったに間近で見られることはないと思うので,大変良い経験になりました。
- 訪問する前はかたいイメージで,行っても面白くなさそうな場所だなと思っていたけれど,外交官の方が笑顔で私達がイメージしやすいようにお話をしてくれて,とても充実していた。
- 今回の訪問は,自分が思っていたよりもずっと多くの驚きが生まれたし,初めて知ることもたくさんあって,とても良い機会になりました。ご丁寧な対応本当にありがとうございました。これからの進路選択の一環として,活かしていきたいなと思います。
- 外交についてとても興味が湧きました。たくさんの情報を得て,自己判断できるようになりたいと思いました。