小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
私立近畿大学附属小学校の皆さん
平成27年10月19日

平成27年(2015年)10月14日(水曜日)外務省に奈良県私立近畿大学附属小学校(5年生22名及び引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。 - (ア)外務省員(奈良県出身)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 最近はどの国と会議を開いたのか?
- 外国との条約に期限はあるのか?
- 国際会議には大臣以外に誰が出席できるのか?
- 何歳以上の人が働けるのか?また,何歳まで働けるのか?
- もし大臣が休んだら,誰が代わりを務めるのか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 国際会議室で,意見をマイクで全員に知らせられるようになっていたところ。
- 思っていたよりも外装も内装もきれいで,とても広かったこと。
- 7階からは国会議事堂が見えたこと。
- 外務省の中に入るには,駅の改札機みたいなものを通らないといけないこと。
- 一年に一度,亡くなった人を弔う像に花束を置くこと。
- (イ)記者会見室
- 記者会見室から生放送ができること。
- 会見台に銀の発泡スチロールが置いてあって,それによってかっこよく見えたりすること。
- 会見台が上下に動き,話し手の身長に合わせることができること。
- 記者会見をする時に実際に使われている台に乗り,記念撮影できたこと。
- (ウ)省員の話・様子
- 外務省が世界各国や他の省と深い関係を持っていること。
- 女性の職員などにもやさしい取り組みをしていること。
- 195カ国との国交があること。
- 外務省の目的について。
- 説明がとても分かりやすくて,色々な事が分かりました。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- みなさん,外国との関係がより良いのもになるように一生懸命働いていらっしゃるところが良いと思いました。
- 思っていたよりも外務省は大切なところだと思った。
- 外務省は来たことがなく,あまり知らなかったけれど,他の外国と色々なことができたりして良いと思った。
- 外務省に入らないと行くことのできない場所に入らせてもらったので,とてもうれしかったです。
- 私が思っていたよりも大きくて,見たこともないものがたくさんあったので,とても良かったです。もう来ることがないかもしれないけれど,来てよかったです。
- ぼくも外国に店をだすかもしれないから,外務省に来てよかった。
- 見る物だいたいがおもしろくて,興味を持った。今日,外務省に訪問できてウレシイ です。
- 正直,全てに驚いております。テレビの中の世界がより身近に感じる事ができ,子供達の憧れがすごく増しました。本当に心から感謝しております。(引率教員)