小中高生の外務省訪問

広島市立基町高等学校の皆さん

平成27年10月14日
広島市立基町高等学校の皆さん(記者会見室)

 平成27年(2015年)10月6日(火曜日)外務省に広島県広島市立基町高等学校(2年生15名及び引率教員1名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1 主な行事内容

  • (1)「記者会見室」見学
     記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
  • (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
     明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
  • (3)「国際会議室」見学
     国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内語,質疑応答(Q&A)を行いました。
    • (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
    • (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
      質問一例:
      • なぜ外交官になろうと思ったのか?
      • 外交官に必要な素質や語学力は?
      • 将来,国際的な分野で仕事がしたいと考えている高校生に今できることは何か?
      • ベトナム政府との人とはベトナム語で交渉していたのか?
      • 仕事をするにあたって大切にしていることや気をつけていることは?

2 アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

  • (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
    • (ア)省内全般
      • 記者会見室の隣室に各局の記者が常駐していて,すぐ対応できるようになっていること。中継ケーブルが設置されていること。
      • 普段は入ることのできない同時通訳ブースに入れたこと。貴重な体験になった。
      • 予想以上に広く,また国会議事堂にとても近かったというのも印象的です。そして,日本の海外路線を繋ぐ場所というのが,実際の省を見て思いました。
    • (イ)省員の話・様子
      • 講師の方と安倍総理とのツーショット写真や外交を知るためのおすすめマンガの紹介。
      • 女性に優しい職場であること。
      • ベトナムでの経験談。どのような仕事をしているのか具体的に明らかになった。
      • 外交官は外国語が話せるだけでなく,文化なども知ることが大切だということ。
      • 訪問前は堅苦しいイメージがあったが,グローバルでやわらかい思考の人が多い印象を受けた。頭が良くて怖そうな人ばかりだと思ってたけど,皆すごく良い人だった。
  • 感想・意見など
    • 知らなかった裏側を知ることができて,とても興味がわきました。
    • 前は何なのかが分からなかった「外務省」という存在がよりはっきりと分かった。
      特に案内の女性の方に庶民的な親しみを持てた。将来は私も国際社会で活躍できる「人のためになれる大人」になります。
    • 以前から,外務省はかっこいい所だなあと思っていました。今日でますますかっこいいと思うようになりました。見学面白かったです。
    • 今まではテレビを通してしか見たことがなく,ただ堅苦しい場所,何をやっているのか分からないという感じだったが,実際に行ってみて,どのような場所なのか,何の仕事をしているのかを詳しく知ることができた。外務省のことが良く分かり,とても有意義な訪問になりました。質問にもとても詳しく答えてくれて分かりやすかったです。これからは,今まで以上に海外にしっかりを目を向けてみようと思いました。
    • 省員の方々がこんなにいて,日々私たちの知らない所で働いてくれているのは,感動が大きかった。かっこいいです!!!!!
    • 外務省の方々が,色々な形で国のために働いていらっしゃることを知り,また外務省の中にも様々な仕事があることを知り勉強になりました。今日は大変有意義な時間をありがとうございました。
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