小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
神奈川県立金井高等学校の皆さん
平成27年10月6日

平成27年(2015年)9月29日(火曜日)外務省に神奈川県立金井高等学校(1年生26名及び引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明 しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の 死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し, その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。
- (ア) 外務省員2名(うち1名は同校OB)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例 :- 外国との会議はどんなことをしているのか?
- 英語が得意でないといけないのか?
- 男女どちらが向いているか。また男女比は?
- 知られていない仕事はあるか?
- 高校時代は成績は良かったか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1) 外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア) 省内全般
- 偉い人だけしか乗れないエレベーターがあること。
- 会見室に各テレビ局のケーブルが置いてあること。
- 会見台が動いたのはとても驚いた。
- 働いている人のためのサポートなどがあり,すごく良心的だと感じた。
- 国会議事堂が目の前にあり,また会見室などがあり,国政と深く関わっていることを感じた。
- (イ)顕彰の像
- 中央玄関に設置されていた殉職された方のための慰霊碑が印象的でした。
- 中央玄関にあった金色の像に迫力があって,思わず息をのんでしまいました。
- (ウ)省員の話・様子
- 外務省は色々な仕事をしていること。少しかたいイメージがやわらかくなった。
- 働いている人のうち半数以上は外国で働いていること。
- 英語が苦手でも外務省で働けること。
- 女性職員にとって働きやすいようになっているところ。
- 外務省とはいえども,そこまで外国に行かないと思っていたが,話を聞いていると何カ国も行っていることを知り,そして亡くなる方も少なからずいることを知って驚いた。
- OBの人の話を聞けて良かった。
- (ア) 省内全般
- 感想・意見など
- 仕事がとても楽しそうで,やりがいがありそうで,自分の将来なりたい仕事の一つ になった。とても良い話,経験をありがとうございました。
- もっと堅いイメージがあったけれど,お話を聞いて面白い人がいるんだなと思い,楽しそうなイメージになりました。
- 外務省の人は世界を相手に仕事をしているから,とても忙しそうだと思っていたが, 廊下とかで話している人を見ると忙しい中にも休みを取れていて,めりはりをつけて 働けそうだと思った。
- 自分たちには全く縁がないと思っていたけれど,身近で起こっている些細な問題も 外務省が引き受けていたりして,案外身近なものだと感じられた。質問などについ て分かりやすく回答していただき,とても嬉しかったです。
- おもてなし精神がすごかった。普段は入れない所も見られて,とても勉強になりま した。
- 分かりやすい説明と,施設がとても整っていて充実していると思った。学ぶことが多 く来て良かったです。会見室が見られたことが一番嬉しかったです。
- 自分の進路を考える良いきっかけになりました。
- 今まで少し堅いイメージがあったが,職員の皆さんが通り過ぎるときに挨拶をしてくれて,イメージがとても良くなりました。今日一日お世話になりました。外務省にとても興味が持てました。