小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
私立文京学院大学女子高等学校の皆さん
平成27年8月24日

平成27年(2015年)8月19日(水曜日),外務省に東京都私立文京学院大学女子高等学校の皆さん(1年生26名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外務省に入るために何を身につけたら良いか?また,英語以外に話せなくてはならない語学はあるか?
- 男女の比率は?
- 2年間の留学で,どうしたら外国語を話せるようになるのか?
- 語学研修で一番大変だったことは?
- 外務省に勤めていて,やりがいがあった仕事は?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- あまり建物が大きくなかったが,たくさん部屋があって,テレビに映っている部屋があったりと興味が少しだけわいた。
- とても広くてびっくりした。
- 働いている人とすれ違う時,皆さんがビシッとしていたので,スゴいなと思った。
- 大臣専用のエレベーターやコンビニがあること。
- (イ)記者会見室
- 記者会見室など,テレビでしか見たことがなかったものが,まじかで見れて凄いと思った。色々な仕組みがされており,とても驚いた。
- 記者会見室に各テレビ局のLIVE用のケーブルが置いてあったこと。
- 会見台に発泡スチロール(銀板)が置いてあること。会見台が上下に動くこと。
- (ウ)顕彰の像
- 1階で見た子供2人と鳥の像が,黄色で「幸せ」をイメージさせる様で,明るく心のなごむ形で良かったと思う。
- 像があり,その外国で亡くなってしまった人達のために花をたむけたりするのが,自分の心に響いた。
- (エ)省員の話・様子
- 語学研修があること。
- どんな仕事をしているのか,またどれくらいの人が働いているのかが分かった。また,外務省に入るには,英語をしっかり勉強しておけば入れることに驚いた。
- 日本の外務省員の人数は,アメリカに比べてとても少ないこと。少ない人数なのに行動範囲が広く,頑張っていること。
- とてもいい話が聞けて良かった。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- とても勉強になり,これからの進路の参考になりました。
- 他の部屋なども見学してみたかったです。説明が細かくて分かりやすかったです。
- あまり仕事内容や施設を知らなかったので,今回知ることができて良いイメージになった。初めて外務省に来て勉強することも多く,とても身についた。
- 外務省についてあまり知らなかったけれど,案内をしてくれたので,こんなところなんだと良く分かった。
- すごい頑張っているということが分かって,いい印象を持つようになりました。これからも頑張ってください。
- 将来,外務省で勤めてみたいと思ったことがあったので,一度詳しくお話を聞けて,すごく良かったです。
- 人数が少なく大変な仕事だと思った。自分も外国語が話せるようになりたいです。
- 外務省の皆さんのおかげで日本と世界が繋がっていると,改めて感じた。今回のプログラムに参加できて良かったです。