小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
神奈川県立横浜緑ヶ丘高等学校の皆さん
平成27年7月29日

平成27年(2015年)7月21日(火曜日),外務省に神奈川県立横浜緑ヶ丘高等学校の皆さん(1年生10名,2年生16名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1 主な行事内容
- (1)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (2)「顕彰の像」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学しました。 - (3)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員(同校OB)より,入省動機,職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- なぜ外務省に入ろうと思ったのか?
- やりがいを感じるときはどんな時か?
- 大変だった仕事はあるか?
- 外務省に入るまでの経緯は?
- 今まで何カ国に行ったことがあるか?
2 アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- もっと難しい所,重たい雰囲気であるのかと思っていたが,中はとてもきれいで,会見台の仕掛けや同時通訳の機械などがスゴくて面白かった。
- テレビ局のケーブルが外務省の会見室にまでつながっていて,記者会見の様子がすぐに中継できるようになっているシステム。
- 大臣専用のエレベーターから大臣が降りてきたこと。
- (イ)省員の話・様子
- 先輩が過去にたくさんの国をまわっていたこと。
- 自分たちの生活に関わる重要な仕事をしていること。
- 「日本の魅力を発信する」という活動を行っていること。
- 自分の高校出身の人が外務省員になっていたこと。
- 外国との関わりがより深く,かなり多いこと。外交といっても様々な関わり方があること。
- やりがいを持って仕事をしている人が多く,職員が輝いていたこと。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- もっと堅い人がたくさんいると思っていたら,冗談まじりで話してくれたりして,少し身近に感じることができた。
- とても丁寧に案内・説明してくれたので,外務省により興味がわいた。
- 海外で活躍できたらと思っているので,今日聞いた仕事は魅力的だった。
- 外務省と聞くと,堅くて遠い存在のような気がしていたが,TVで見たことのある場所や,同じ高校の人が勤めていると知って身近に感じられた。
- 外務省が具体的にどのような仕事をしているのか知らなかったけど,今回の訪問を通じて理解することができた。このような機会をもらえて,以前よりも関心がわいた。
- 外務省の職員の人達が身体をはって仕事をしているということが分かったし,日本と世界のために働いているということも分かった。
- 感心することばかりだった。素敵なプログラムを組んでいただき,ありがとうございました。
- 英語を勉強して,同時通訳できるようになりたいと思った。
- 日本の外国に一番近いところについて知ることができて,とても良かった。
- 外務省の細かい役割や仕事を知ることができたので,とても良かった。これから留学についても考えていきたいです。
- 普段テレビや新聞などで目にするものの多くが,外務省に関係していることを知り,とても驚いた。本日はとても貴重な体験ができた。生徒にとって,視野を広げるとても良い機会になったと思う。(引率教員)