小中高生の外務省訪問
平成27年度(2015年度)「小中高生の外務省訪問」
愛知教育大学附属岡崎中学校の皆さん
平成27年4月21日
平成27年(2015年)4月16日(木曜日),外務省に愛知教育大学附属岡崎中学校の皆さん(3年生4名,引率教員1名)をお迎えしました。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。
1.主な行事内容
- (1)「陸奥宗光像」見学
幕末の志士から,明治維新後,外交官,外務大臣としても活躍した陸奥宗光侯の業績をたどりつつ,像の建立・再建にまつわるエピソードにも触れました。 - (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。 - (3)「記者会見室」見学
記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。 - (4)「国際会議室」見学
国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。- (ア)外務省員より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
- (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
質問一例:- 外務省は日韓友好政策として何を行っているのか?
2.アンケート結果
生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
その内容の一部をご紹介します。
- (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
- (ア)省内全般
- 同時通訳者の席と大きなホール(国際会議室)
- 中学生でも意外と簡単に国際会議室や記者会見室に入れたことに驚いた。
- 記者会見台に顔写りを良くする発砲スチロールの銀版が置いてあるのは,美意識が高いんだなと思った。
- 外務省はめったに入ることのできない所で,想像していたよりも良い所だった。立派な像などがあり,すばらしいと思った。
- (イ)省員の話・様子
- 日韓関係が悪いというわけではないこと。
- 実際に省員から話を聞いて見方が変わった。外務省に限らず,政治に良い印象が正直なかったが,とてもすごい所で大変な所だと思った。
- (ア)省内全般
- (2)感想・意見など
- 今日はとても勉強になった。ずっと気になっていたことが聞けて,すっきりとした気分になった。ありがとうございました。
- 陸奥宗光像がじつは2代目だというのが,とても面白かったです。1代目は溶かされて大砲になったと聞いたとき,それくらいの存在だったのかと思わず笑ってしまいました。
- 最近,外国との問題をよく耳にするが,自分の国の事だけではなく,他国にも興味を持つことで視野を広げ,これからのことを考えて行きたいと思った。今回はとても良い経験ができた。韓国についてのお話や記者会見室見学など色々な経験をさせてもらえて,とても嬉しかったです。