小中高生の外務省訪問

福島市立野田中学校の皆さん

平成27年4月13日
福島市立野田中学校の皆さん(記者会見室)

 平成27年(2015年)4月8日(水曜日),外務省に福島県 福島市立野田中学校の皆さん(3年生5名,引率教員1名)をお迎えしました。
 行事内容及びアンケート結果等は以下のとおりです。

1.主な行事内容

  • (1)「記者会見室」見学
     記者会見室の役割やスケジュール,室内に置かれている各種設備などについて説明しました。
  • (2)「顕彰の像」,「中庭」見学
     明治2年(1869年)の外務省設立以来,職務中に不慮の事故や疾病等で無念の死を遂げた多くの省員に敬意を表しその事績を顕彰する「顕彰の像」を見学し,その奥にある「中庭」(日本庭園)も鑑賞しました。
  • (3)「国際会議室」見学
     国際会議室に移動し,同時通訳ブースを案内後,質疑応答(Q&A)を行いました。
    • (ア)外務省員(福島市出身)より,入省動機,現在の職務内容,海外勤務・出張の際の経験や感じたこと,外交に携わることの意義などにつき説明しました。
    • (イ)生徒さんから次のような質問がありました。
      質問一例:
      • テロに対して日本はどのように対応していくのか?
      • 外務省が今一番取り組んでいることは何か?
      • 外交官になるために中学生のうちにしておいた方が良いことはあるか?
      • 入省するための採用試験はどれくらい難しいのか?また,面接ではどのようなことを聞かれたのか?
      • 外交官は何カ国語話せるのか?

2.アンケート結果

 生徒さん・先生に外務省が用意したアンケート用紙に記入してもらいました。
 その内容の一部をご紹介します。

  • (1)外務省で見たものや聞いたもののうち、驚いたことや印象に残ったこと
    • (ア)省内全般
      • テレビで見たことのある記者会見室が,実際に外務省の中にあったこと。
      • 中庭や歯科・内科などがあること。
      • 女性に優しい職場であること。
      • 国際会議室に同時通訳ブースが4つもあること。
    • (イ)省員の話・様子
      • 外務省に入った後に留学をすること。
      • 一人がたくさんの外国語を話すのではなく,原則として,英語プラス専門言語として学んだ外国語を話すこと。
      • 200近い国と関係を持っていることや幅広い分野で活動していること。
      • 今までは外国との交流ばかりしていると思っていたが,職員の話を聞いてみると,交流だけではない様々な仕事があり,また留学をして自分の専門分野を伸ばすこともできて,とても良い職場だと思った。
      • 勤めている人全員がエリートで,お堅いイメージがあったが,怖いという印象はなくなった。訪問してみると,皆さん親切で笑顔で対応してくれた。
  • (2)感想・意見など
    • 外務省はどんなことをしているのか知ることができて,とても良かったです。学んだことをこれからの進路に活かせたら良いです。
    • 外務省の詳しい活動内容を知れたし,意外な一面も見ることができた。普段見ることができない外務省の裏側を見れたので,とても印象に残った。
    • 今まで分からなかったことを見たり聞いたりして知ることができた。外務省への関心がわいてきた。
    • 外務省は本当に雰囲気も張りつめて,緊張感のある感じでドキドキした。でも,普段は見られない貴重な場所に入れたりお話を聞けて,とても良い経験になった。外交官という仕事についてみたいと思った。
    • 分かりやすく,楽しく見学することができました。ご自分の体に気をつかいながら,これからも仕事頑張って下さい。
    • 職員がとても丁寧に対応してくれ,訪問を歓迎してくれた。また,福島出身の方にお話いただいたり,お土産をいただいたりなど,子ども達にとってとても良かったと思う。貴重なお話をいただき,ありがとうございました。(引率教員)
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