外交講座

京都大学公共政策大学院・立命館大学院公務研究科

平成27年1月8日

 平成26年11月30日(日曜日)京都大学公共政策大学院・立命館大学院公務研究科に岡野正敬 総合外交政策局総務課長を派遣し,外交講座を行いました。

テーマ:日本外交と国際政治の潮流

講演内容:

  • 外交における意思決定プロセス,日本が置かれた状況,関係国が置かれた状況,その一つの例としてロシアの視点 等

参加学生からの質問:

  • 日本のマスコミの論調が相手国に圧力を与える例
  • 日本の外交官の力量はどれくらいか
  • 日本の外交官のすばらしいところと悪いところ 等

参加学生の感想:

  • 外交における意思決定過程について実務的な視点からのお話が聞けたことは理論を学ぶだけでは分からない見方を得ることができ,日本の外交政策に関する認識が深まった。
  • 外交交渉の場においてのリアルな交渉のお話を聞くことができた。
  • 外交政策についての話の中で,職員の体験なども交えて聞くことができ,外交官の仕事のやりがいを感じることができた。
  • 条約や協定などの個々の施策内容ではなく,外交がどういう風に行われるのかマクロの視点での解説を聞く機会が今まであまりなかったので,外交政策について新たな認識に繋がった。
  • 実務者レベルの話から外務省としての大局的な視点まで,外交を様々な観点から知ることができる非常に有意義な講演だった。
  • 普段はメディア等を通した情報しか得られないため,実際に現場で働く方々が現状をどのように捉えているのかを直接伺うことができるので,大変貴重な機会だった。
  • 外交における意思決定プロセスについて「相手国の事情を知る」ということに力点を置いて説明されていたのが印象的で,とても勉強になった。
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