外交講座

関西学院大学

平成27年1月8日
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 平成26年11月25日(火曜日),関西学院大学に野口泰 軍縮不拡散・科学部軍備管理軍縮課長を派遣し,外交講座を行いました。

テーマ:核軍縮・不拡散の現状と課題

講演内容:

  • 世界の核兵器の保有・拡散状況を説明しつつ,こうした中で我が国の核軍縮・不拡散政策につき説明

参加学生からの質問:

  • 核の傘と核軍縮は両立するのか,アメリカとはどのように協力して核軍縮を進めているのか。
  • 唯一の戦争被爆国が核軍縮を主張する際,どの程度国際社会から耳を傾けてもらえるのか。
  • 改憲をして軍備を増強すると軍縮の主張が説得力を失ってくるのではないか。
  • 安全保障理事会非常任理事国になった場合,核軍縮でどのようなイニシアティブをとるか。 等

参加学生の感想:

  • 日本が核兵器の軍縮にむけて,様々な取り組みや宣言を行っていたことを今日の講義で知ることができた。
  • 国際社会において核軍縮のための日本の役割について漠然としか知らなかったので,話を聞いて新しい知識が増えた。
  • 被爆国としての日本が国際的に重要な位置にいると感じられた。
  • 非常に分かりやすく話して頂けたので,理解しやすかった。
  • 世界の核兵器に対する現状や日本の取り組みだけでなく,核に対する視点を国内だけでなく世界にも向けるきっかけになった。
  • 実際に外務省で働いている人に話を伺うことは普段体験することがなく,とても新鮮でとても自分のためになった。
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