アメリカ合衆国

平成29年5月30日
ソーンベリー米国下院軍事委員会委員長

 本30日午後1時から約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のマック・ソーンベリー米国下院軍事委員会委員長(Chairman Mac Thornberry, the U.S. House Committee on Armed Services)一行による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 安倍総理大臣から,ソーンベリー委員長一行を始め米国議会からの日米同盟の支持に謝意を表するとともに,北朝鮮について,G7首脳が北朝鮮を国際的な最優先課題として議論して,力強いメッセージを発出した2日後,国際社会の警告にもかかわらず北朝鮮が弾道ミサイルの発射を強行別ウィンドウで開くしたことを述べた上で,トランプ大統領が全ての選択肢がテーブルの上にあることを言葉と行動で示していることを高く評価しました。また,意味のある対話のためには北朝鮮が非核化に向けた真剣な意思や具体的行動を示すことが重要であり,この点について米国と完全に一致している旨述べました。その他,地域の平和と安定のための日米協力の具体的取組について紹介しました。
 また,普天間飛行場の辺野古移設,在沖縄海兵隊のグアム移転を含む在日米軍再編の着実な進展の重要性につき述べました。

2 これに対し,ソーンベリー委員長から,地域の安全保障環境上の懸念について日本と共有していると述べた上で,インド・アジア・太平洋地域における米国の関与強化の重要性等について述べました。 また,在日米軍再編の着実な進展の重要性について同意が示されました。

(参考)訪日議員団一行

(1)マック・ソーンベリー下院議員・軍事委員長(共・テキサス,12期)
(2)ブラッドリー・バーン下院議員(共・アラバマ,3期)
(3)オースティン・スコット下院議員(共・ジョージア,4期)
(4)マイク・ギャラガー下院議員(共・ウィスコンシン,1期)
(5)マドリン・ボルダリオ下院代議員(民・グアム,8期)
(6)セス・モールトン下院議員(民・マサチューセッツ,2期)
(7)ステファニー・マーフィー下院議員(民・フロリダ,1期)
(8)サル・カルバハル下院議員(民・カリフォルニア,1期)


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