アメリカ合衆国

平成28年2月15日

本15日午後4時45分から約15分間,菅義偉内閣官房長官は,訪日中のロブ・ウィットマン米下院議員(米下院軍事委即応小委員会委員長)(Representative Rob Wittman, United States Congressman)及びマドリーン・ボルダリオ米下院代議員(同小委筆頭委員)(Delegate Madeline Z. Bordallo, United States Congresswoman)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,菅官房長官から,ウィットマン議員及びボルダリオ代議員の訪日を歓迎するとともに,日米同盟に対する両議員の強固な支持について謝意を述べました。また,昨年10月のグアム訪問時に続き,ボルダリオ代議員と再会できて喜ばしい旨述べました。さらに,平和安全法制の成立に言及しつつ,引き続き日米同盟を強固にしていきたい旨述べました。これに対し,ウィットマン議員から,平和安全法制は日米防衛関係をより強固にするものである旨発言があるとともに,菅官房長官の日米同盟に対するコミットメントに対して謝意が伝えられました。
  2. また,菅官房長官から,普天間飛行場移設について,辺野古移設を揺るぎない決意で進めていく旨述べるとともに,嘉手納以南の土地返還を含む沖縄の負担軽減に対する米国の協力に感謝する旨述べました。また,グアム移転事業について,沖縄の負担軽減に直結するとともに,米軍の抑止力の維持に資する重要な取組であり,しっかりと進めていきたい旨述べました。これに対し,ウィットマン議員から,普天間飛行場移設に係る課題に理解を示しつつ,移設に向けた取組に謝意が伝えられました。また,ボルダリオ代議員から,昨年10月の菅官房長官のグアム訪問以降,グアム移転事業が着実に進展している旨発言がありました。

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