アメリカ合衆国
岸田総理大臣の第60回日米財界人会議開会式出席
令和5年10月3日

10月3日、岸田文雄内閣総理大臣は、第60回日米財界人会議の開会式に出席し、来賓挨拶を行いました。
- 岸田総理大臣は、日米財界人会議が半世紀以上にわたり日米二国間の経済関係の強化に対して継続的に多大な貢献をしてきた旨述べた上で、日本が4年連続世界最大の対米投資国であり、日系企業による対米直接投資残高が直近10年で倍以上に増加していることや、日系企業によって創出されている米国の雇用は全米で96万人に達していること等に触れるとともに、先般のニューヨーク経済クラブ主催による講演で発信した「新しい資本主義」による日本経済の再生に向けた取組に言及しつつ、日米双方の民間部門が強固な日米関係の礎として大きな役割を果たしている旨述べました。
- また、インド太平洋地域の持続的な成長、平和と繁栄を実現するため、率先してリーダーシップを発揮する責任を負っているのは日本と米国であると述べ、地域の経済秩序に対する米国の関与の重要性を指摘しました。その上で、同地域の強靱化に向けた日米協力について、日米財界人会議で活発に議論されることへの期待を述べました。
(参考)日米財界人会議
日米の民間経済人の対話を通じた相互理解の促進を図る場として1961年発足。今次第60回会合は、10月3日から4日まで、東京にて開催。