アメリカ合衆国
安倍総理の全米商工会議所・米日経済協議会共催朝食会への出席


米国訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,2月10日(金曜日)7時45分から約85分間,全米商工会議所・米日経済協議会共催朝食会に出席しました。本朝食会には,トーマス・ドナヒュー全米商工会議所会頭,チャック・ロビンス米日経済協議会会長(シスコシステムズCEO)の他,超党派の連邦議会議員や米国企業CEO等が出席(米側出席者リスト(PDF))し,日米関係の更なる強化に向けた意見交換を行いました。概要は以下のとおりです。
1 連邦議会議員との懇談
(1)冒頭,約40分間,ドナヒュー会頭の進行により,ペローシ下院民主党院内総務(民主),マケイン上院議員(共和)を始めとする超党派の連邦議会議員との間で懇談を行いました。
(2)総理から,参加議員の方々の日米同盟に対する理解と協力に謝意を述べつつ,『今次訪米では,首脳同士の信頼関係をしっかり構築するとともに,揺るぎない日米同盟を内外にはっきりと示したい』等,述べました。
(3)これに対して,参加議員からは,変化するアジア太平洋地域情勢における日米同盟の重要性及び日米経済関係の進展について言及があり,日本との関係を強化していきたい旨相次いで発言がありました。
2 米国企業CEO等との朝食会
(1)引き続き,ドナヒュー会頭及びロビンス会長の進行の下,米国を代表するCEO等のビジネスリーダーが集まる朝食会に移り,意見交換が行われました。
(2)冒頭,ドナヒュー会頭から,緊密な日米経済関係の重要性が指摘されました。
(3)続いて,安倍総理大臣から,『米国を代表するビジネスリーダーに集まって頂いたことに感謝申し上げる。価値観と戦略的利益を共有し,共に自由で,法治を旨とする日米両国だからこそ,時の経過の中で,変えてはならないものを大切にしながら,同時に足元の動きにダイナミックに対応する,そうして,世界の経済成長軌道をリードすることができる』『日米両国は協議を重ねる中で,多くの年月を経てウィン・ウィンの関係を築くに至った』『世界情勢が不確実性を増す中で,揺るぎない日米同盟を内外にはっきり示し,新たな日米経済関係の幕開けとなることを大いに期待している。日本の友人である皆様から,引き続きのご協力をお願いする』等,述べました。