アメリカ合衆国

令和7年12月16日
挨拶を行う尾上内閣総理大臣補佐官
一行と尾上内閣総理大臣補佐官との集合写真
一行に対する挨拶を行う尾上内閣総理大臣補佐官

 12月16日、午後3時から約30分間、尾上定正内閣総理大臣補佐官は、在米公館及び日系米国人市民連盟(JACL)の推薦を受けて、外務省の対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」で訪日中の日系米国人青少年一行による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、尾上補佐官から、一行の訪日を歓迎するとともに、日米同盟は日本のみならず地域の平和と安定にとって重要であり、安全保障だけでなく、経済、教育や科学技術、文化など様々な分野において重要である旨述べました。
  2. また、尾上補佐官から、今回の訪日において、広島及び沖縄の訪問を通じ、被爆の実相や沖縄の歴史等について学ぶことにより、一行が日本に対する理解をより深めたことを願う旨述べました。その上で、一行が将来の日米関係を支えるとともに、帰国後も日本と米国、そして日本人と日系米国人を繋ぐ「カケハシ」として、引き続き貢献することへの期待を述べました。
  3. 一行からは、今回の招へいに際しての謝辞が述べられるとともに、日米同盟の強化や核軍縮・不拡散に向けた若い世代の役割等について質問が寄せられました。

(参考1)対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」

 北米地域の優秀な青年を対象に、日本に対する関心と理解を向上させ、また、プログラム経験をいかした活動をしてもらうことで、日本への関心・理解・支持を拡大し、我が国の外交基盤を拡充することを目的とした事業。参加者の専門性、関心分野に沿って、政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策等に係る対日理解を促進し、参加者からの対外発信の強化を図る。

(参考2)日系米国人市民連盟(JACL:Japanese American Citizens League

 1929年に設立された、全米最大・最古のアジア系米国人団体。日系人の文化的遺産・価値を保護しつつ、全ての米国人の人権・市民権の擁護及び全ての人々に対する社会的不公正の撲滅を目指して活動している。


アメリカ合衆国へ戻る