アメリカ合衆国

令和6年10月2日

 10月2日、午前8時05分から約15分間、石破茂内閣総理大臣は、ジョセフ・バイデン米国大統領( The Honorable Joseph R. Biden, Jr. President of the United States of America)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、バイデン大統領から、石破総理大臣の就任への祝意が述べられました。石破総理大臣から、米国南部で発生したハリケーンの被害に関しお見舞いの言葉を述べました。
  2. また、石破総理大臣から、日米同盟の強化は、政権の外交・安全保障政策上の最優先事項であり、自由で開かれた国際秩序の中核を担うグローバル・パートナーとして、日米両国で引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
  3. 石破総理大臣から、バイデン大統領の日米同盟への力強いコミットメントに対する謝意を述べるとともに、両首脳は、日米同盟の抑止力・対処力を引き続き向上させることの重要性で一致しました。また、両首脳は、経済安全保障協力等にも共に取り組んでいくことで一致しました。
  4. 両首脳は、日米韓、日米豪印、日米比等の同志国ネットワークを更に発展させていくことで一致しました。
  5. 両首脳は、中国をめぐる諸課題や、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応、ウクライナ情勢について、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。
  6. 両首脳は、今般のイランによるイスラエルに対する攻撃について、中東地域における全面戦争に拡大することを深刻に懸念し、このようなエスカレーションを強く非難することを確認しました。
  7. 両首脳は、対面での日米首脳会談を早期に実現することを念頭に、しかるべきタイミングで調整していくことで一致しました。

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