アメリカ合衆国

令和6年4月9日
岸田総理夫妻を出迎えるバイデン大統領夫妻 両首脳夫妻間の行事 (写真提供:内閣広報室)
輪島塗カップについて説明する岸田総理 両首脳夫妻間の行事 (写真提供:内閣広報室)
月面与圧ローバの模型を囲む両首脳夫妻 両首脳夫妻間の行事 (写真提供:内閣広報室)

 現地時間4月9日午後6時10分(日本時間10日午前7時10分)から約2時間30分、米国・ワシントンDCを公式訪問中の岸田文雄内閣総理大臣夫妻は、バイデン大統領夫妻による招待を受け、ホワイトハウスを訪問するとともに、非公式な夕食会に出席しました。

 岸田総理大臣夫妻は、バイデン大統領夫妻からホワイトハウス内について案内を受けるとともに、昨年4月に両首脳夫人が植樹した桜の木に立ち寄った際に日本から持参した桜の苗木を贈呈するなど、和やかで友好的な雰囲気の中、バイデン大統領夫妻との間で親密な交流を行いました。
 さらに、岸田総理大臣からバイデン大統領に対して輪島塗のコーヒーカップ及びボールペン、沖縄県産コーヒー豆並びに日本のおもちゃを贈りました。その際、輪島塗の品について岸田総理大臣から、輪島塗の特色を紹介しながら、先般の地震で被災した能登の伝統工芸品である輪島塗の若手職人に、今回のために特別に、100以上の工程を経て、心を込めて製作してもらったものである旨説明しました。また、岸田総理大臣夫人からジル夫人に対して高岡銅器のアクセサリーを贈りました。
 バイデン大統領夫妻から岸田総理大臣夫妻に対しても、記念の品が贈られました。
 また、両首脳夫妻はJAXAとトヨタが研究開発中の月面与圧ローバの模型とともに写真撮影を行い、アルテミス計画への日本の貢献に対する期待とその重要性を確認しました。

 その後、両首脳夫妻はホワイトハウスから移動し、市内のレストランにて非公式の夕食会を行いました。その際、道中も首脳同士また夫人同士で同じ車に乗って移動するなど、そこでもお互いに親交を深めました。レストランではこれまでの両夫妻間の思い出についてやり取りを行い、また、家族のことや趣味、日課についても話が及ぶなど、打ち解けた雰囲気の中で親睦を深め、両首脳夫妻間の個人的信頼関係と絆を深めました。


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