アメリカ合衆国

令和2年9月20日

 9月20日、午後9時35分から約25分間、菅義偉内閣総理大臣は、ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)と日米首脳電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、菅総理大臣から、トランプ大統領に対して、日米同盟は地域や国際社会の平和と安定の礎であり、安倍前総理大臣とトランプ大統領の深い信頼関係の下でかつてなく強固になった日米同盟を、トランプ大統領とともに一層強化していきたい旨述べました。これに対し、トランプ大統領から、内閣総理大臣就任への祝意が述べられた上で、自分も全く同感であり、菅総理大臣とともに日米関係を一層強固なものとしていきたい旨述べました。
  2. 続いて、両首脳は新型コロナウイルス感染症に関する取組について議論し、引き続き、治療薬やワクチンの開発・普及における日米協力を進めていくことで一致しました。
  3. さらに、両首脳は、北朝鮮などの地域情勢への対応や自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、日米で緊密に連携していくことで一致しました。特に、北朝鮮による拉致問題については、菅総理から、拉致問題の早期解決に向け果断に取り組んでいく考えである旨述べ、同問題の解決に向け、引き続きの全面的な支援を求めました。
  4. また、トランプ大統領からは、必要があれば24時間いつでも連絡して欲しい旨発言がありました。

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