アメリカ合衆国

平成30年11月30日
日米首脳会談<br>(写真提供:内閣広報室)
日米首脳会談<br>(写真提供:内閣広報室)
日米首脳会談<br>(写真提供:内閣広報室)

 G20サミット出席のためアルゼンチン訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,11月30日13時50分頃(現地時間。日本時間1日1時50分頃)から約35分,ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)と日米首脳会談を行いました。概要は以下のとおりです。

  1. 両首脳は,首脳間の強力な信頼関係の下,日米同盟がかつてなく強固であるとの認識を改めて確認するとともに,引き続き同盟の強化に努めていくことで一致しました。
  2. 両首脳は,北朝鮮問題に関し,方針の綿密なすり合わせを行い,日米,日米韓3か国で引き続き緊密に連携していくことを確認しました。また,両首脳は,朝鮮半島の完全な非核化に向け,引き続き安保理決議の完全な履行が必要との認識で一致しました。
    更に,安保理決議が禁止する「瀬取り」への対処においても,引き続き緊密に協力していくことを確認しました。
  3. 安倍総理から先月の訪中について説明し,両首脳は,中国の建設的な役割を促していくにあたって日米両国が緊密に連携していくことが重要であるとの認識で一致しました。
  4. 経済について,両首脳は,9月に合意した日米共同声明に従い,日米双方の利益となるように,日米間の貿易・投資を更に拡大させ,公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域の経済発展を実現していくことを再確認しました。

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