アメリカ合衆国
日米首脳電話会談
令和3年8月10日
8月10日、午前8時30分から15分間、菅義偉内閣総理大臣は、ジョセフ・バイデン米国大統領(The Honorable Joseph R. Biden, Jr., President of the United States of America)と日米首脳電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。会談には、ジル・バイデン大統領夫人も同席しました。
- 冒頭、バイデン大統領から、今般のオリンピック東京大会の成功に対する祝意が表明されました。これに対し、菅総理大臣から、今回のオリンピックは、新型コロナという困難な状況の中で、開催が1年延期され、様々な制約の下での大会となったが、開催国としての責任を果たし、無事に終えることができた旨述べるとともに、オリンピック東京大会の開催に対する米国政府からの一貫した力強い支持と協力に改めて感謝の意を伝えました。ジル・バイデン大統領夫人からは、日本訪問の際の日本側のおもてなしに感謝の意が表され、菅総理夫妻との生涯続く友情が育まれたとの発言がありました。
- また、両首脳は、オリンピックに参加した日米の選手たちの活躍をたたえました。
- さらに、菅総理大臣からパラリンピック東京大会についても、安全・安心な大会の実現に向けて全力を尽くしたい旨述べたのに対し、バイデン大統領から同大会の開催を米国は強く支持する旨の発言がありました。
- その上で、両首脳は、引き続き日米同盟の強化及び「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、緊密に連携していくことを再確認しました。