アメリカ合衆国

令和2年2月12日
若宮外務副大臣とブルイエット米国エネルギー長官との会談1
若宮外務副大臣とブルイエット米国エネルギー長官との会談2

11日(現地時間),国際原子力機関(IAEA)主催の核セキュリティに関する国際会議に出席するためにウィーンを訪問中の若宮健嗣外務副大臣は,ダン・ブルイエット米国エネルギー長官(H.E. Mr. Dan Brouillette, Secretary of Energy of the United States)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 若宮副大臣から,昨年末のブルイエット長官の就任に祝意を述べるとともに,民生用原子力協力は日米間の重要な協力分野の一つであり,昨年11月に米国との協力の下,外務省が主催した核物質等の輸送セキュリティに関する国際シンポジウムを含め,核セキュリティの国際的な強化に向けた日米の連携が重要である旨述べました。
  2. これに対し,ブルイエット長官から,核セキュリティ分野において今後も日米が連携していくことの重要性や,民生用原子力分野においては政府間だけでなく企業間の連携も重要である旨発言がありました。また,日米の協力は価値に基づくものであり,エネルギーに限らず様々な分野に広がるものであり,その中で,民生用原子力分野について,引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
  3. さらに,若宮副大臣から,東京電力福島第一原子力発電所の処理水対策の現状を説明の上,ブルイエット長官に対し,多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会が公表した報告書の英訳版(PDF)を手渡しました。

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