アメリカ合衆国
日米首脳会談
令和元年6月28日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
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6月28日,午前8時35分頃から約35分間,安倍晋三内閣総理大臣は,G20大阪サミット出席のため訪日中のドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald J. Trump, President of the United States of America)と日米首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 両首脳は,4月の安倍総理訪米,5月のトランプ大統領夫妻の国賓としての訪日に加え,改めてトランプ大統領が訪日するなど,短期間にこれだけ頻繁に首脳の往来があることは,日米同盟が史上かつてなく強固である証であるとの認識を共有し,揺るぎない日米同盟を今後とも一層強化していくことで一致しました。
- 両首脳は,G20大阪サミットにおいて,世界経済の持続的成長などへの貢献に向けた力強いメッセージを発出すべく,日米両首脳間で緊密に連携し,サミットを成功させることで一致しました。
- また,両首脳は,茂木経済再生担当大臣とライトハイザー米国通商代表との間での貿易交渉について,昨年9月の日米共同声明に沿って,日米ウィンウィンとなる形での早期の成果達成に向けて,日米の信頼関係に基づき更に加速させることを確認しました。
安倍総理からは,トランプ大統領に対し,日本企業による米国への投資を通じた米国の雇用と輸出の拡大への貢献等を説明しました。これに対し,トランプ大統領から高い評価が示されました。 - さらに,両首脳は,北朝鮮をめぐる拉致,核・ミサイルといった諸懸案の解決に向け,引き続き緊密に連携していくことを確認しました。加えて,両首脳は,中東を含む地域情勢に関し意見交換を行い,日米の緊密な連携を確認しました。