アメリカ合衆国

平成30年6月6日
日米外相会談1
日米外相会談2

6月6日17時00分頃(現地時間)から約25分間,米国ワシントンD.C.を訪問中の河野太郎外務大臣は,マイク・ポンペオ米国国務長官(The Honorable Mike Pompeo,Secretary of State of the United States)と日米外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 河野外務大臣は,米朝首脳会談に向けた準備において主要な役割を果たしているポンペオ国務長官と,翌日に予定されている日米首脳会談に先立ち,米朝首脳会談への対応を含め,今後の方針について綿密なすり合わせを行いました。ポンペオ長官からは,米朝首脳会談に向けた調整状況等について説明がありました。
  2. 両外相は,米朝首脳会談が,核・ミサイル,拉致問題といった諸懸案の解決に資する会談となるよう日米,日米韓で緊密に連携していくことを再確認した上で,現行の措置を継続して,北朝鮮から具体的な行動を引き出していくことで一致しました。
  3. 両外相は,北朝鮮が完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な方法で,全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルを廃棄する必要があることを改めて確認しました。 
  4. また,累次にわたり首脳間を含め様々なレベルで,米朝首脳会談において拉致問題を取り上げることを確認してきていることを踏まえ,引き続き,拉致問題の解決に向けて日米で協力していくことを再確認しました。
  5. 両外相は,米朝首脳会談後,速やかに日米,日米韓で情報共有を行い,方針のすり合わせを行うことを確認しました。

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