アメリカ合衆国
日米外相夕食会
平成30年1月16日
1月16日午後7時過ぎ(現地時間。日本時間17日午後0時過ぎ)から約1時間半,北朝鮮に関する関係国外相会合出席のためバンクーバーを訪問中の河野太郎外務大臣は,レックス・ティラソン米国国務長官(The Honorable Rex W. Tillerson, Secretary of State of the United States of America)との間で日米外相夕食会を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 両者は,北朝鮮情勢について意見交換を行い,北朝鮮に対し最大限の圧力をかけていくため、日米で連携して国際的な取組を主導していくことを改めて確認しました。
- また,沖縄で在日米軍関連の事故が頻発し,住民の不安が高まっていることについて,河野大臣から,ティラソン長官に対し遺憾の意を表明した上で,再発防止のための抜本的な対応策を強く要請しました。これに対し,ティラソン長官から,最近の緊急・予防着陸が,十分な注意を払って行われたものの,地元住民に不安を与えたことは遺憾である旨の発言がありました。ティラソン長官は,米国政府が,米軍機のメンテナンスと運用の安全に関して一層の努力をすることを強調しました。
- この他,両者は,様々な話題に関し,幅広く意見交換を行いました。