アメリカ合衆国
ハリス米太平洋軍司令官による安倍総理大臣表敬
平成29年11月16日
写真提供:内閣広報室
写真提供:内閣広報室
本16日午前11時35分から約30分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のハリー・ハリス米太平洋軍司令官(Admiral Harry B. Harris, Jr., Commander, U.S. Pacific Command)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです(米国側から,ウィリアム・ハガティ駐日米国大使(Mr. William Hagerty, U.S.Ambassador)他,日本側から,西村康稔内閣官房副長官,長谷川榮一内閣総理大臣補佐官他,同席。)。
- 安倍総理大臣から,トランプ大統領の訪日では日米の強固な絆を再確認できた,厳しいアジアの安全保障環境の中で,日米同盟の対処力・抑止力を一層強化すべく引き続き連携したい旨述べました。これに対し,ハリス司令官から,先般のトランプ大統領の訪日において,この地域における日米が果たす役割を確認できたことは成果であり,また,3隻の空母打撃群と自衛艦の共同訓練を通じ日米の連携を示すことができた旨述べました。
- 双方は,北朝鮮情勢について意見交換を行い,北朝鮮の脅威に対応すべく,日米及び日米韓で緊密に連携して対応していくことの重要性を確認しました。
- また,双方は,自由で開かれたインド太平洋地域の安定と繁栄のため,能力構築を始めASEAN諸国との協力を推進することが重要であり,引き続き日米で緊密に協力していくことで一致しました。
- さらに,双方は,在日米軍に関し,地元の負担を軽減し,在日米軍の安定的駐留のために協力していくことで一致しました。