アメリカ合衆国
河野外務大臣とサリバン米国国務副長官との会談
平成30年3月16日
3月16日午後11時45分頃(現地時間16日午前10時45分頃)から約1時間、ワシントンDCを訪問中の河野太郎外務大臣は、今月末に離任予定のティラソン国務長官の職責を代行しているジョン・J・サリバン国務副長官(Mr. John J. Sullivan、 Deputy Secretary of State of the United States)と会談したところ、概要は次のとおりです。
- 双方は、北朝鮮情勢に関して意見交換を行いました。
(1)河野大臣から、過去の教訓を踏まえ、北朝鮮に核・ミサイルを放棄させるため、最大限の圧力を維持する必要があることを述べ、双方は、北朝鮮が完全で、検証可能で、不可逆的な非核化に向けた具体的措置を講じるよう、圧力及び制裁を維持していくことを確認しました。
(2)河野大臣から、核・ミサイル、そして拉致問題を包括的に解決すべきことを述べ、双方は来月に予定されている安倍総理の訪米の機会等を通じ、引き続き日米で密接に連携していくことで一致しました。 - また、河野大臣から、沖縄を始めとする地元の負担軽減に向けて共に取り組みたい旨述べ、双方で事件事故の問題を含め引き続き協力していくことで一致しました。
- 更に、河野外務大臣から、鉄鋼及びアルミニウムの輸入制限措置について、対象からの除外を働きかけました。