カナダ

令和7年11月11日
握手をする茂木外務大臣とアナンド・カナダ外務大臣

 現地時間11月11日、午後5時10分(日本時間12日午前7時10分)から約20分間、G7外相会合に出席するためにカナダ・ナイアガラを訪問中の茂木敏充外務大臣は、アニータ・アナンド・カナダ外務大臣(The Honourable Anita Anand, Minister of Foreign Affairs of Canada)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、茂木大臣から、本年G7議長国を務めるカナダのリーダーシップに敬意を表するとともに、今回のG7外相会合における議論を含めて、アナンド外相と緊密に協議・連携していきたい旨を述べました。アナンド外相から、今後も幅広い分野で二国間協力を強化していきたい旨発言がありました。
  2. 両外相は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けて、「自由で開かれたインド太平洋に資する日加アクションプラン」を土台として、緊密に協力していくことで一致しました。
  3. 両外相は、安全保障面や法の支配にかかる協力を進めていくため、実質合意済みの防衛装備品・技術移転協定及び刑事共助条約の早期署名に向けて協力していくことで改めて一致しました。
  4. 茂木大臣から、今年夏のカナダ産LNGのアジアへの供給開始を歓迎する旨を述べ、両外相は、LNG協力を含めた経済面での日加協力を推進していくことで一致しました。
  5. 両外相は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を含め、地域情勢・国際情勢に関する幅広い議題につき議論しました。

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