アメリカ合衆国
日米クラブ活動交流の実施(結果)
4月20日、22日及び23日、東京都横田飛行場内のヨコタ・ミドル・スクールにて日米クラブ活動交流を開催したところ、概要は以下のとおりです。
1 日米クラブ活動交流の目的
外務省は、令和2年(2020年)度から、在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的とし、米国防省教育部(DoDEA)と共催する形で、「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト(SEED)」を実施してきました。
こうしたイベントで育まれた友情を更に深化させるための長期的かつ自発的な交流を促進するために、今般、横田飛行場周辺の自治体の協力を得て、日本の中学校と横田飛行場内の米国の中学校(ヨコタ・ミドル・スクール)との間でスポーツ等のクラブ活動交流を新たに実施しました。
2 概要
(1)第1回(4月20日(土曜日))
福生市立福生第一中学校とヨコタ・ミドル・スクールから、合計約45名の生徒が参加し、フラッグフットボールを体験しました。
参加した福生第一中学校の生徒から、「他では味わえない経験をすることができ、とても楽しめました。また参加したいです。」等の感想が寄せられました。
日本側から、杉浦外務省日米地位協定室長が、米国側から、ブレイディ米国防省教育部(DoDEA)理事長、ラダン在日米空軍第374空輸航空団司令官等が出席しました。
(注:フラッグフットボールは、アメリカンフットボールが起源となって米国で生まれたスポーツ。昨年10月、国際オリンピック委員会は、フラッグフットボールを2028年ロサンゼルス・オリンピック競技大会の新種目とすることを発表した。)
(2)第2回(4月22日(月曜日))
羽村市立羽村第一中学校とヨコタ・ミドル・スクールから、合計約30名の生徒が参加し、バスケットボールの合同練習や交流試合等を行いました。
参加した羽村第一中学校の生徒の皆さんから、「とても楽しかったが、英語が分かればもっと楽しめたと思う、次の機会があればもっと英語を話せるようにしたい」等の感想が寄せられました。
(3)第3回(4月23日(火曜日))
羽村市立羽村第一中学校とヨコタ・ミドル・スクールから、合計約30名の生徒が参加し、バスケットボールの合同練習や交流試合等を行いました。
日米双方の生徒がハイタッチしてお互いの健闘を讃え合う光景も見られました。