アメリカ合衆国
高知県沖における米海兵機の墜落事故を受けた
安倍総理大臣によるトランプ米国大統領宛てメッセージの発出
平成30年12月11日
12月6日未明,高知県室戸岬沖で米海兵隊の航空機F/A-18及びKC-130が墜落する事故が発生し,米軍関係者が亡くなられたことを受け,本11日,安倍晋三内閣総理大臣は,ドナルド・トランプ米国大統領(The Honorable Donald Trump, President of the United States of America)に対し,以下のメッセージを発出しました。
「12月6日に高知県室戸岬沖で起きた,米海兵隊の航空機F/A-18及びKC-130の事故において,搭乗していた米軍人6名が亡くなられたという悲報に接しました。
ここに,日本国政府及び日本国民を代表して,犠牲となられた方々及び御遺族に対し,心からの哀悼の意を表するとともに,負傷された方にお見舞い申し上げます。
強固な日米同盟の下,我が国及び地域の平和と安定のために日々多大な貢献を果たされている米軍関係者の皆様に,改めて敬意を表します。そうした中で,今回の事故によって,米国の優秀な海兵隊員が犠牲となられたことは,痛恨の極みであり,日本国民も私自身も米国民の深い悲しみと共にあります。亡くなられた方々へのこれまでの日米同盟への献身に心から感謝申し上げます。
日米同盟は,我々の深い信頼関係の下,かつてなく強固なものとなっています。その日米同盟は,米軍関係者各人の献身によって支えられており,今回犠牲となられた方々の御冥福を衷心よりお祈りします。
これからもドナルドと引き続き緊密に協力し,日米同盟の絆を一層強固にするとともに,地域の平和と安定の確保のために共に協力していく決意です。
平成30年12月11日」