アメリカ合衆国
日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクトの実施(結果)
令和4年9月20日
9月17日及び18日、山口県の米海兵隊岩国飛行場内M.C.ペリー高校にて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Youth Exchange Program)の今年度の第一回目事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。 今般開催された岩国飛行場での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約30名が交流しました。
2 概要
(1)学生によるプレゼンテーション
(ア)1日目:9月17日(土曜日)


学生たちは、グループに分かれ、「カルチャーショックから得た日米友好」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
(イ)2日目:9月18日(日曜日)

学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、岩国寿司や、白蛇等で有名な岩国市を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
また、学生たちは、福田良彦岩国市長やリチャード・ラスノック米海兵隊岩国飛行場司令官をはじめ、参加した来賓に対し、日米友好に対する思いや、2日間で学んだことについて紹介しました。
(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:9月18日)


日本側から福田良彦岩国市長が、米側からリチャード・ラスノック米海兵隊岩国飛行場司令官が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。


3 参加した日米学生の感想(一部紹介)
- 日本とは異なる米国の学校生活等について聞くことができ、文化の違いを実感しつつ、交流をすることができました。(日本側の参加者)
- 同じ目的に向けて、言葉の壁を乗り越えて互いに協力することができました。イベントでは、日本の学生も自分達と同じように感じたり、同じような考えを持っていたりすることに気が付くことができました。このことをこれからも忘れずに過ごしたいです。(米側の参加者)
[参考]実施形態
- 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA)
- 開催協力:米海兵隊岩国飛行場、山口県岩国市教育委員会