アメリカ合衆国

第1回「アメリカで沖縄の未来を考える」(TOFU)プログラム

(ワシントンDC)

平成30年3月20日

英語版 (English)

3月14日から17日まで,米国訪問中の第1回「アメリカで沖縄の未来を考える」(TOFU: Think of Okinawa’s Future in the United States)プログラム参加者一行は,ワシントンDCを訪問したところ,概要は次のとおり。

1 国務省訪問

3月15日午後,第1回TOFUプログラム参加者一行は国務省を訪問し,国務省職員の案内でその内部を見学し,国務省の歴史や現在の機能等について学んだ。また,訪問中,参加者は,チャン次官補代理代行兼日本部長を表敬し,約1時間,意見交換を行った。

チャン次官補代理代行からは,米国を身近に感じながら育ったとの参加者の発言を捉え,沖縄は日米の絆を象徴する土地であり,国務省としても沖縄の人々の期待に応えられるような前向きな取組に努めていきたい旨述べた。さらに,同部長から,日米関係の発展のためには,TOFUプログラムのような日米両国の人々の交流の深化が極めて重要であり,参加者には,そのような観点から,訪問中に米国で体験したことを是非沖縄の人々に伝えてほしい旨述べたのに対し,参加者からは,今回の訪問でできる限り多くのことを学び,実りある成果を沖縄に持ち帰りたいとの意気込みを示した。

2 国防省訪問

3月15日午後,第1回TOFUプログラム参加者一行は国防省を訪問し,ウィンターニッツ国防長官府東アジア政策筆頭部長代行を表敬し,約45分間,意見交換を行った。

ウィンターニッツ部長代行からは,沖縄は,日米同盟が東アジアの平和と安全を守るに当たって戦略的に重要であると指摘の上,長年にわたり米軍を受け入れてくれている沖縄の人々に深く感謝するとともに,米国政府と沖縄の人々との間でより緊密な協力とより深い相互理解とを実現したい旨述べた。さらに,ウィンターニッツ部長代行からは,日米同盟は,沖縄の人々の支援があって初めてその沖縄における使命を成功裏に果たすことができる旨述べた上で,米軍には,沖縄の人々の様々な懸念に対応するためにも,良き隣人であり,地元の人々と緊密に協力する責任がある旨述べた。また,参加者には国防省訪問を通じて日米同盟の役割に関する視点をより掘り下げてほしい旨述べるとともに,米国政府の東アジアにおける安全保障政策の概要を参加者に説明した。

これに対し,参加者からは,東アジアの安全保障環境について大局的な観点から学ぶことができ,在日米軍の役割についても理解を深めることができて有意義であったとして謝意を表した。

3 ホワイトハウス訪問

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3月16日午前,第1回TOFUプログラム参加者一行はホワイトハウスを訪問し,ホワイトハウス職員の案内でその内部を見学し,ホワイトハウスの歴史や現在の機能等について学んだ。また,訪問中,参加者は,ポッティンジャーNSCアジア上級部長を表敬し,短時間の意見交換を行った。

ポッティンジャー上級部長からは,沖縄から訪ねてきた参加者に対する歓迎の意を表した上で,米国政府として日本を含む東アジアの安全保障にコミットしており,日本政府と緊密に協力している,参加者には今回の米国訪問を通じ,米国のことをこれまで以上によく知ってもらいたい等述べた。これに対し,参加者からは,沖縄で米国を身近に感じながら育ったが,荘厳なホワイトハウスを目の当たりにすることで,これまで想像していなかった米国の役割にも視野を広げることができた等として謝意が伝えられた。

4 国立公文書館訪問

3月16日午前,第1回TOFUプログラム参加者一行は,国立公文書館を訪問し,職員の案内でその内部を見学し,サンフランシスコ平和条約,日米安全保障条約及び沖縄返還協定の原本を見ながら,それぞれの条約が締結された背景やその効果について学んだ。その後,国際約束の締結事務や歴史的慣習等について,活発に質疑応答が行われた。

5 河野外務大臣表敬

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3月16日午後,TOFUプログラム参加者一行は,ワシントンDC出張中の河野太郎外務大臣を表敬した。

河野大臣からは,「アメリカで沖縄の未来を考える」皆さんと,ワシントンDCでお会いできることを非常にうれしく思うと述べた上で,自分も学生時代を米国で過ごしたことで視野を広げ,新たな認識を得たという経験を有しているが,今回,米国で日米関係に携わる関係者の話を聞き,沖縄で見るのとは異なる日米の姿が見えたのではないか,このTOFUプログラムを通じて今回米国で得た成果をしっかり地元に持ち帰り,沖縄にいる仲間と共に沖縄の未来を考え続けるために役立ててほしい旨述べ,参加者を激励した。

これに対し,参加者からは,ワシントンDC滞在中にホワイトハウス,国務省,国防省等を訪問した印象が語られたほか,これだけ充実したプログラムに参加して得た経験をしっかり地元に持ち帰って沖縄の将来に生かしていきたい旨述べた。さらに,参加者からは,残りの訪問日程の中で,沖縄の魅力を米国の人々によりよく知ってもらうべく努めたい旨の意気込みの表明があった。

6 在米国大使館訪問

3月16日午後,第1回TOFUプログラム参加者一行は,在米国大使館を訪問し,相川一俊特命全権公使を表敬し,約1時間,意見交換を行った。

相川公使から最近の日米関係等について説明を受けた参加者からは,大使館の役割や外国の人々に対して日本の良さを効果的にアピールする方法,最近の米国政治情勢等に関する質疑も活発に行われた。

7 現地学生との交流

3月17日午前,第1回TOFUプログラム参加者一行は,NPO法人「グローバライズDC」が運営するプログラム「ジャパン・プラス」の下で日本語を勉強する現地学生との交流会に参加した。

参加者からは,日本の学校生活や伝統的な遊び,最近の流行等のほか,沖縄の文化(食文化,紅型等)や観光資源,自然環境等について紹介したほか,空手のパフォーマンスを披露し,現地学生からは,日本語での自己紹介のほか,英語を使ったゲーム等が紹介した。さらに,参加者からは即興の琉球舞踊「かちゃあしい」を現地学生に教え,現地学生からは現地で流行しているダンスを参加者に教え,参加者と現地学生とがそれらを一緒に踊って一層交流を深め,昼食を共にした。

8 アメリカ歴史博物館視察,全米日系米国人記念碑訪問及び日系人収容所体験講話

3月17日午後,第1回TOFUプログラム参加者一行は,アメリカ歴史博物館を訪問し,日系米国人に関する特別展を視察した上で,全米日系米国人記念碑を訪問し,20世紀の米国における日系人の置かれた環境について学習した。

また,参加者は,それを踏まえ,戦時中に日系人収容所で生まれたジェラルド・ヤマダ氏から,自身の体験を含む日系人の歴史に関する講話を聞き,その理解を深めた。参加者からは,当時の日系人の子どもたちの教育状況,日系米国人のアイデンティティ等に関する質疑も活発に行われた。

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