アメリカ合衆国

河野大臣の沖縄県訪問(結果)

平成29年12月2日

  • 平和祈念公園における献花
  • 翁長沖縄県知事との面談
  • ニコルソン在日米軍沖縄地域調整官との握手
12月1日から2日まで,河野太郎外務大臣は,沖縄県を訪問し,県内関係者との意見交換等を行ったところ,概要次のとおり。

1 沖縄経済同友会との朝食会

 河野大臣は, 2日朝,沖縄経済同友会の幹部の方々と朝食会の形式で意見交換を行った。
 河野大臣からは,外務省として,沖縄の一層の成長につながる「沖縄の国際化」に向けて支援を行いたいと考えており,その一環として,在外公館を活用した沖縄の魅力の発信,沖縄の学生の外務省インターンシップへの受入れ,沖縄の若者の米国派遣等に注力している旨紹介した。その上で,沖縄の持つ可能性を更に魅力的なものとするために何が必要か,出席者の意見を聞きたい旨述べた。
 これに対し,出席者からは,沖縄の一層の成長に向けた外務省の支援に対する評価が示されたほか,それぞれの経験を踏まえ,沖縄の強み,外国からの観光客や投資の呼び込みのための取組等について多くの意見が寄せられた。
  • 沖縄経済同友会との朝食会(1)
  • 沖縄経済同友会との朝食会(2)

2 平和祈念公園における献花等

 河野大臣は,2日午前,糸満市に所在する平和祈念公園を訪問し,国立沖縄戦没者墓苑において献花したほか,沖縄戦で犠牲になられた方々の御霊に哀悼の誠をささげた。
  • 平和祈念公園の平和の礎を見つめる河野外務大臣
  • 平和の広場を訪れた河野外務大臣

3 ニコルソン在日米軍沖縄地域調整官との会談

 河野大臣は, 2日昼頃,ニコルソン在日米軍沖縄地域調整官と会談した。
 河野大臣からは,先日も北朝鮮がミサイルを発射するなど情勢が一層緊迫化する中,日本や地域の安全保障における在日米軍の役割が一層重要になっているとした上で,政府として,「できることは全て行う」との考えの下,目に見える形での沖縄の負担軽減に努めている旨述べ,在日米軍にも地元の理解を得るために協力してほしい旨述べた。
また,11月の沖ノ鳥島沖合におけるC-2輸送機の事故で亡くなった方々に哀悼の意を表し,御家族へのお悔やみを述べるとともに,普天間飛行場の全面返還の実現に向けて米側と一層協力していきたい旨述べた。さらに,最近の米軍関連の事件・事故について取り上げ,在日米軍の安定的駐留には地元の理解を得ることが不可欠であり,改めて適切に対応してほしい旨申し入れた。
 これに対し,ニコルソン沖縄地域調整官からは,日米同盟に対する日本政府の貢献に謝意を示した上で,日米同盟は地域の平和と安全の基盤である,日本政府による沖縄の負担軽減の取組に在日米軍としても協力していきたい旨述べた。
 このほか,河野大臣とニコルソン沖縄地域調整官は,沖縄の負担軽減や在日米軍をめぐる様々な課題について意見交換を行った。
  • ニコルソン在日米軍沖縄地域調整官と握手する河野外務大臣
  • ニコルソン在日米軍沖縄地域調整官と会談する河野外務大臣

4 沖縄県内市長との昼食会・翁長沖縄県知事との面談

 河野大臣は, 2日午後,沖縄県内の市長の方々(南城市長,宮古島市長,うるま市長,豊見城市長,宜野湾市長,浦添市長,沖縄市長,糸満市長)と昼食会の形式で意見交換を行った。また,沖縄県庁を訪問し,翁長沖縄県知事と面談した。
 翁長沖縄県知事からは,普天間飛行場の辺野古移設,日米地位協定等に関する要望書が提出され,これに対し,河野大臣からは,沖縄には在日米軍施設・区域が集中し多大な負担をおかけしている,日本及び地域の安全保障に貢献する在日米軍の安定的運用には地元の理解が不可欠であるとの認識を示した。さらに,河野大臣から,最近の北朝鮮情勢等にも言及しつつ,先般の日米首脳会談において日米同盟の抑止力・対処力の強化で一致しており,引き続き,日米同盟の深化と共に沖縄の負担軽減に積極的に取り組む旨述べた。
 また,これらの機会に,河野大臣からは,在外公館を活用した沖縄の魅力の発信,沖縄の学生の外務省インターンシップへの受入れ,沖縄の若者の米国派遣等を通じ,沖縄の一層の成長につながる「沖縄の国際化」に向けて支援を行いたい旨述べた。
 これに対し,翁長沖縄県知事や昼食会出席者からは,在日米軍をめぐる様々な課題について,それぞれの立場から意見が述べられたほか,「沖縄の国際化」に向けた外務省の取組を評価・歓迎する声が多く聞かれた。
  • 沖縄県内市長との昼食会
  • 翁長沖縄県知事との面談する河野外務大臣

5 外務省インターンシップ参加学生との懇談

 河野大臣は,12月2日午後,昨年及び本年夏に実施された外務省インターンシップに参加した沖縄県内の大学に所属する学生の方々との間で懇談を行った。
 河野大臣からは,学生の方々が外務省インターンシップに参加し,外務省の業務にすばらしい貢献をしてくれたと報告を受けている,その経験により学生の方々の視野が広がり,将来の職業選択の幅を広げることになったのであれば幸いである旨述べた上で,出席者との間で意見交換を行った。
 出席者からは,外務省インターンシップにおけるそれぞれの経験が紹介され,自身の将来について考えるに当たり,外務省における経験が大きな糧になっているとの声が多く聞かれたほか,外務省の業務の在り方についても多くの率直な意見が寄せられた。

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