外務人事審議会
第627回外務人事審議会議事要旨
令和4年7月21日
1 開催日時
令和4年6月21日(火曜日)16時15分から17時00分
2 開催場所
外務省霞ヶ関庁舎(北庁舎4階幹部会室)
3 出席者
- 小林 健 委員(会長)
- 沼上 幹 委員
- 福島 安紀子 委員
- 戸田 博史 委員
- 古城 佳子 委員
- 出合 均 委員
- 石川 浩司 幹事 (官房長)
- 門脇 仁一 副幹事(人事課長)
- 貝原 健太郎 副幹事(会計課長)
- 南 慎二 副幹事(在外公館課長)
4 議題
- 名誉総領事について
- 令和4年度の勧告に向けて
- 次回開催日の決定
5 議事概要
- (1)名誉総領事について
- 門脇副幹事から、在バッファロー(米国)名誉領事の任命(再任)、在サンディエゴ(米国)名誉領事の任命(再任)、在ラホール(パキスタン)名誉総領事の任命(再任)及び在トゥールーズ(フランス)名誉領事の任命(再任)について意見を求め、了承された。
- (2)令和4年度の勧告に向けて
- 令和4年度外務人事審議会勧告の内容につき、激動する国際社会を日本外交が主導するための外交・領事実施体制の抜本的な強化、在外職員の一層の活躍を促進する環境整備、働き方改革とDXの一層の推進について、門脇副幹事、南副幹事から説明があった。
委員から出された主な意見は以下のとおり。- ロシアによるウクライナ侵略等によって国際情勢のフェーズが大きく変わっている、国際社会の地殻変動を踏まえて外務省の取組も大きく変わっていく、という点を強く押し出すべき。
- ロシアによるウクライナ侵略等の激動の国際情勢を踏まえて喫緊の対応として緊急的に取り組むべき点と、外務省員の勤務環境改善のために過去積み上げてきた取組の継続や強化という点を区別して、メリハリをつけた構成とすべき。
- 新卒採用だけに限らず、優秀な人材を確保し、外交・領事活動に従事させていくとの点を強調すべき。有為な人材を確保し、職員がやりがいと使命感を持って勤務を継続するためにも、在外職員を含む外務省員の待遇改善が不可欠。
- 外交実施体制の強化と領事実施体制の強化の双方が重要。そのための外務省予算の飛躍的拡充が必要。
- これらを受け、令和4年度の勧告策定に向けて、引き続き議論をしていくこととなった。
- (3)次回開催日の決定
- 次回審議会を2022年7月22日に行うことが決定された。