外務人事審議会

令和3年6月29日

1 開催日時

 令和3年5月21日(金曜日)16時15分~17時00分

2 開催場所

 遠隔形式で実施

3 出席者

  • 小林 健 委員(会長)
  • 沼上 幹 委員
  • 福島 安紀子 委員
  • 林  いづみ 委員
  • 戸田 博史 委員
  • 古城 佳子 委員
  • 出合 均 委員
  • 石川 幹事(官房長)
  • 山田 総合外交政策局長
  • 金井 副幹事(人事課長)
  • 岡野 副幹事(会計課長)
  • 南  副幹事(在外公館課長)

4 議題

  • 茂木外務大臣のG7外務・開発大臣会合出席等について
  • 名誉総領事について
  • 令和3年度の勧告に向けて
  • 次回開催日の決定

5 議事概要

(1)茂木外務大臣のG7外務・開発大臣会合出席等について
 山田総合外交政策局長から、G7外務・開発大臣会合、日米外相会談、日米韓外相会談及び日韓外相会談の概要及び成果について説明があった。委員からは、アウトリーチ国の背景、G7という枠組みの意義、今般のG7外務・開発大臣会合における北朝鮮の核問題、ミャンマー情勢、女子教育の扱いや背景等について質問がなされた他、東シナ海情勢に係る発信について意見が出された。
(2)名誉総領事について
 金井副幹事から、在ザルツブルク(オーストリア)名誉総領事(再任)、在タルサ(米国)名誉領事(新任)の任命について意見を求め、了承された。
(3)令和3年度の勧告に向けて
 令和3年度外務人事審議会勧告に向けた議論の背景説明として、ポスト・コロナに向けた外交実施体制の抜本的強化を目的とした業務のデジタル化の着実な推進、国民の利便性向上や在外邦人保護強化のための領事体制強化、予算・機構・定員の拡充と在外公館の機能強化について、金井副幹事、南副幹事から説明があった。
委員から出された主な意見は以下のとおり。
  • 過去の勧告の経緯を踏まえつつ、現下の情勢を捉えた内容とすべき。
  • デジタル・トランスフォーメーションについては、外務省におけるこれまでの進展や成果も踏まえた上で、現状における課題や必要な措置を示すべき。
これらを受け、令和3年度の勧告策定に向けて、引き続き議論をしていくこととなった。
(4)次回開催日の決定
 次回審議会を2021年6月21日に行うことが決定された。
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