外務人事審議会

　平成31年3月19日（火曜日）15時30分～16時15分

　外務省霞ヶ関庁舎（北庁舎4階幹部会室）

• 小林　健　　委員（会長）
• 佐久間　健一　委員
• 林　いづみ　委員
• 戸田　博史　委員
• 古城　佳子　委員
• 下川　幹事（官房長）
• 正木　欧州局長
• 有馬　副幹事（人事課長）
• 大鶴　副幹事（会計課長）
• 加藤　副幹事代理（在外公館課首席事務官）

• 外務人事審議会の議事運営規則について
• 最近のロシア情勢について
• 次回開催日の決定

（1）外務人事審議会の議事運営規則について

　下川幹事及び有馬副幹事から，3月13日付の衆議院外務委員会における質疑について紹介した上で，議事要旨に関する外務人事審議会の議事運営規則について説明があり，今後は，特に外務人事審議会による勧告に関する議論を中心に，審議会におけるやり取りをより詳細に議事要旨上に記載することにつき意見を求め，了承された。
　また，委員から，平成31年度の勧告策定の前に，昨年8月に採択された平成30年度の勧告のフォローアップを行うべきである旨意見が出され，次回開催の際に議題として取り上げられることとなった。

（2）最近のロシア情勢について

　正木欧州局長から，我が国の対露外交の基本的な考え方，北方領土問題の経緯や北方四島における共同経済活動，最近のロシアの内政状況等について説明があった。委員からは，日露間の人的交流や文化外交の現状と課題，日露間の経済関係促進に向けた展望について質問が出された他，外務省として，対露外交を今後一層強化する上で，在ロシア公館の人員体制強化，更には警備体制強化を含めた勤務環境改善に優先的に取り組むべき等の意見が出された。

（3）次回開催日の決定

　最後に，次回審議会を2019年4月19日に行うことが決定された。