外務人事審議会

令和3年7月26日

1 開催日時

 令和3年6月21日(月曜日)16時30分~17時30分

2 開催場所

 外務省霞が関庁舎(北庁舎4階幹部会室)

3 出席者

  • 小林 健 委員(会長)
  • 沼上 幹 委員
  • 福島 安紀子 委員
  • 林 いづみ 委員
  • 出合 均 委員
  • 石川 幹事(官房長)
  • 金井 副幹事(人事課長)
  • 岡野 副幹事(会計課長)
  • 南 副幹事(在外公館課長)

4 議題

  • 名誉総領事について
  • 在勤基本手当に関するアンケート調査について
  • 令和元年度の勧告に向けて
  • 次回開催日の決定

5 議事概要

(1)名誉総領事について
 金井副幹事から、在カサブランカ(モロッコ)名誉総領事(新任)、在カンザス・シティ(米国)名誉領事(再任)の任命について意見を求め、了承された。
(2)在勤基本手当に関するアンケート調査について
 南副幹事から、在勤基本手当の積算方法の妥当性の検証や在外職員のニーズの調査を目的として実施した在勤基本手当に関するアンケート調査の暫定結果について説明があった。委員からは、柔軟かつ強力な外交を実施する環境を整備するとの観点から、近年増加傾向にある単身赴任者や共働き世帯のニーズを踏まえて対応を検討すべき、先進国や途上国の環境の違いも考慮に入れるべき、といった意見が出された。
(3)令和3年度の勧告に向けて
 令和3年度外務人事審議会勧告の内容につき、金井副幹事から、業務のデジタル化の着実な推進、国民の利便性向上や在外邦人保護強化のための領事体制強化、予算・機構・定員の拡充と在外公館の機能強化について説明があった。
 委員から出された主な意見は以下のとおり。
  • デジタル化に必要な予算を確保するとともに、業務の合理化に伴って生じる人員を外交活動の更なる強化に充てるべき。
  • ポスト・コロナにおいてもハイブリッドの外交が続くことを念頭に、予算・定員を増強するとともに、情報セキュリティを強化すべき。
  • 勧告は、具体的目標を念頭に策定すべき。
 これらを受け、令和3年度の勧告策定に向けて、引き続き議論をしていくこととなった。
(4)次回開催日の決定
 次回審議会を2021年7月26日に行うことが決定された。
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