アジア
第15回ASEAN+3研修所長会議の開催
令和3年3月10日
- 3月9日、第15回ASEAN+3研修所長会議がオンラインで開催されました。
- この会議には、ASEAN諸国、中国、韓国及び我が国の外務省研修所長(または、その代理)が出席し、コロナ禍での研修のあり方、語学研修、研修所間の情報共有・協力等につき活発な意見交換が行われました。
- また、この会議の取組の一環として、前日の3月8日、ASEAN+3若手外交官セミナー(オンライン)も併せ実施され、約60名が参加しました。さらに、この機会を捉え、同じく3月8日に第3回日中韓研修所長会議がオンラインで実施され、日中韓3カ国の研修所長間で有意義な意見交換が行われました。
- (参考)
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ASEAN+3研修所長会議開催の経緯
2003年に開催された「世界研修所長会議」(於:クロアチア)において、韓国及びインドネシアの提案により、「世界研修所長会議」とは別個に、東アジア域内の外交官養成についての共通課題、相互協力の可能性等について議論・情報共有等を行うことを目的に、「ASEAN+3研修所長会議」を毎年開催することが決定された。また、開催国については、ASEAN諸国と日中韓3国グループ国が交互に主催する方式で開催することになり、第1回会合は2004年にインドネシアで開催された。我が国での開催は、2007年(第4回会合)及び2014年(第9回会合)に続いて、今次会合で三度目となる。