外交史料館
外務省外交史料館 戦後・国連創設80年 特別展示
「平和国家としての歩み」
令和7年10月17日

本年は戦後80年の節目にあたり、国連は創設80周年を迎えます。戦後日本は、サンフランシスコ平和条約を受諾し、正式に国際社会への復帰の第一歩を踏み出しました。本展示では、戦後日本の平和国家としての歩みを、当館所蔵の関係史料を通して振りかえります。本展示が、日本の国際社会への貢献及びそのための外交努力について御理解を深める一助となれば幸いです。皆様御来場を心よりお待ち申しあげます。
- 会場:外務省外交史料館展示室(地図)
- デジタルマップ
で場所を確認する
電話:03-3589-0369 - デジタルマップ
- 開催期間:令和7年10月31日(金曜日)~令和8年1月15日(木曜日)
(日曜日、国民の祝日、12月27日~1月3日を除く) - 開館期間:午前10時~午後5時30分(最終受付:午後5時)
本展示の概要はリーフレット(PDF)でもご覧いただくことができます。
主な展示史料
サンフランシスコ平和条約受諾演説の原稿
1951(昭和26)年9月7日

吉田茂総理はサンフランシスコ平和条約の受諾演説で国連加盟への希望を述べた。
サンフランシスコ平和条約認証謄本
1951(昭和26)年9月8日署名

1952(昭和27)年4月28日発効し、日本は独立国として完全な主権を回復した。
日本の国際連合加盟への決議案原文
1956(昭和31)年12月18日

日本の加盟は総会本会議で満場一致で承認され、決議案原文に各国代表が記念の記帳を行った。
国連加盟記念大会のプログラム

サンフランシスコ平和条約の成立に比肩すべき国家的慶事として1957(昭和32)年3月8日に日比谷公会堂で開催された。
アジア諸国に対する経済協力に関する閣議決定
1953(昭和28)年12月18日


「相手国の立場を尊重し、かつ国連及び第三国の計画に対し積極的に協力する」との経済協力の基本方針が打ち出された。
コロンボ計画物語 その10年の歩み 1951-1961
1961(昭和36)年7月1日発行

途上国援助のための「コロンボ計画」発足10年を記念してコロンボ計画協議委員会が発行した小冊子を外務省が邦訳したもの。