中東
「第八回中東における暴力的過激主義対策に関する対話」参加者による松本外務大臣政務官表敬
令和7年2月21日


2月21日、松本尚外務大臣政務官は、「第八回中東における暴力的過激主義対策に関する対話」の参加者による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、松本政務官から、訪日を歓迎するとともに、日本は、イスラームと「寛容」を重視する精神を共有しており、長年にわたる中東各国と良好な関係を活かし、中東地域と日本の共通課題である暴力的過激主義対策を含め、中東及び国際社会の平和と繁栄に引き続き貢献していきたい旨述べました。
- これに対して、参加者からは、招へいに対する謝意が表明され、今回の訪日で得た知見を今後に活かしていくこととともに、暴力的過激主義対策における日本の役割に期待する旨が述べられました。
(参考1)中東における暴力的過激主義対策に関する対話
暴力的過激主義思想は根強く世界各地に残存・拡散しており、我が国もテロの脅威の例外ではない。文化的・思想的・社会的背景の異なる中東地域と日本においても、暴力的過激主義対策は共通の課題である。こうした観点から、平成30年9月に第1回日アラブ政治対話で表明した「知的・人的貢献」の一環として、平成30年度から毎年、中東地域の暴力的過激主義対策の有識者及び専門家を本邦に(コロナ禍においてはオンラインで)招へいし、日本の外務省関係者及び有識者との意見交換を実施してきた。
(参考2)表敬した参加者一行
- リハーム・アブドゥッラー・サラーマ・アズハル過激主義対策オブザーバトリー所長(エジプト)
- ヘイメン・ナミク・ジャミール・クルディスタン地域政府内務省総局長(イラク)
- マスウード・シャヴァラーニ・イスラム諸学派国際大学比較宗教学学部長(准教授)(イラン)
- アマーニー・アル・セルハーン・ヨルダン大学女性学研究所准教授(ヨルダン)
- ハッテム・シャトナウィ・ヘダヤセンター・プログラム・マネジャー(UAE)