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安倍総理大臣による「イフタール」の主催(結果)
平成27年6月30日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
1 本30日,安倍晋三内閣総理大臣は,駐日イスラム諸国大使等を総理大臣官邸に招待し,「イフタール」(イスラム暦断食月(ラマダン)中に行われる,日没後の食事)を主催しました。今年のイフタールには,39の国・地域の駐日イスラム外交団等の代表が参加し,出席した各外交団からは,各国の郷土料理の提供がありました。
2 安倍総理大臣から,冒頭,エジプト,クウェート,チュニジア,フランス,ソマリアで発生したテロで亡くなられた方々及び御遺族に対し心からの哀悼の意を表するとともに,内閣総理大臣就任以来,中東・アフリカ地域や東南アジアの多くのイスラム諸国を訪問し,今年の1月に訪れたエジプトでは,「中庸が最善」という格言をスピーチで使い,「極端に偏らず,異なるものとの調和を目指す」というイスラムの精神に対し,日本の精神との共通点を強く感じている,中東地域及びイスラム圏の平和と繁栄を,私たち日本人は切に願っている,本日のイフタールが,イスラムの友人の皆様と共に,中東地域及びイスラム圏の平和と安定を祈り,日本とイスラム世界との友好・協力関係を一層深める機会にしたい旨の挨拶を行いました。
3 駐日イスラム諸国大使を代表して,ワリード・シアム駐日パレスチナ大使から,地域の国々が平和を達成するに際しての,日本のたゆみない努力を評価し,苦難と不安定さを抱える最中における,安倍総理大臣の強固な支援に対し感謝申し上げる,日本との友好関係の発展と今後の平和に祈りを捧げる旨の挨拶を行いました。