オマーン国
安倍総理大臣とアスアド・オマーン国際関係・協力担当副首相兼国王特別代理との会談
令和元年10月21日

国際関係・協力担当副首相兼
国王特別代理との会談
(写真提供:内閣広報室)

協力担当副首相兼国王特別代理との会談
(写真提供:内閣広報室)
本21日,午前10時55分頃から約10分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のアスアド・ビン・ターリク・ビン・タイムール・アール・サイード・オマーン国際関係・協力担当副首相兼国王特別代理(H.H. Sayyid Asaad bin Tariq bin Taimur Al Said Deputy Prime Minister for International Relations and Cooperation Affairs and Special Representative for His Majesty the Sultan)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお会談には,日本側から西村康稔経済再生担当大臣,西村明宏内閣官房副長官,木原内閣総理大臣補佐官ほかが,オマーン側から,バドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外務省事務総長,ムハンマド・ビン・サイード・アル・ブサイディ駐日オマーン大使ほかが同席しました。
- 安倍総理大臣から,アスアド副首相兼国王特別代理の訪日を歓迎するとともに,日本とオマーンとの間で,「包括的パートナーシップ」の下,経済や安全保障面での協力が深化していることは喜ばしい,地域の平和と安定に貢献するオマーンは日本にとって戦略的に重要なパートナーである旨述べました。
- これに対し,アスアド副首相兼国王特別代理から,即位礼正殿の儀に出席できて光栄であり,改めてお喜び申し上げる,日・オマーン関係は長く深い関係であり,一層強化していきたい旨発言があり,両者は引き続き関係強化に向けて協力していくことで一致しました。
- また,両者は,昨今の中東情勢について意見交換を行い,中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向け,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
- その他,両者は北朝鮮問題を始めとする東アジア情勢についても意見交換を行い,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向けた理解と協力を求めたのに対し,アスアド副首相兼国王特別代理から支持の表明がありました。