イラン・イスラム共和国

令和7年9月23日
アラグチ外相と握手する岩屋外務大臣
会談する両外相

 現地時間9月23日午後5時(日本時間24日午前6時)から約20分、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の岩屋毅外務大臣は、セイエド・アッバス・アラグチ・イラン・イスラム共和国外務大臣(H.E. Dr. Seyyed Abbas Araghchi, Minister of Foreign Affairs of the Islamic Republic of Iran)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、中東地域において緊迫した状態が続く中、両国間の重層的な対話を継続していくことの重要性について強調しました。
  2. 両外相は、イラン核問題をめぐる情勢に関して意見交換し、岩屋大臣から、日本として核問題の対話を通じた解決を強く望んでいる旨述べつつ、イランに対し、IAEAとの完全な協力の再開、米国との協議の早期再開、英仏独(E3)との合意に向けた前向きかつ迅速な行動を強く求めました。また、岩屋大臣から、日本として問題の平和的解決のために最大限の外交努力 を継続する旨述べました。
  3. これに対し、アラグチ外相から、イラン側の立場及び取組について説明がありました。
  4. 両外相は、地域の平和と安定に向け、日・イラン間の様々なレベルで、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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